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「あんなにぞっこんだったのに」合コンで出会った女に乗り換えた彼→2週間後、偶然会った前の元彼の顔を見て悟ったこと

「あんなにぞっこんだったのに」合コンで出会った女に乗り換えた彼→2週間後、偶然会った前の元彼の顔を見て悟ったこと
合コンで出会った女に乗り換えられた
半年間付き合った彼にファミレスで突然別れを告げられた。
理由を聞くと、友人の合コンで出会った女性と交際することになったというのだ。
「ごめん、好きな人ができた」
それだけ言って、彼は電話を切った。
半年間、私のことを「世界で一番好き」と言い続けた口が、こんなにあっさり別の名前を出すとは思ってもいなかった。
悔しいというよりも、呆気にとられた。
信じていたものがすっと消えるような感覚だった。泣けなかったわけではないけれど、どこか他人事みたいに眺めていた自分もいた。
別れてからは友達と食事に行く機会を増やして、少しずつ気持ちを切り替えようとしていた。
2週間後のファミレスで
別れてちょうど2週間が経った週末のこと。
近所のファミレスで友達とランチをしていると、他の席に見知った顔が座った。
前の元彼だった。
最近別れたばかりの元彼と付き合い始める前に交際していた相手で、別れたのはもう1年以上前のことだ。
別れた直後、彼は「まだ好きだ」「もう一度だけ会ってほしい」と何度も連絡をよこしていた。
私が丁寧に断り続けると、ようやく静かになった。
彼もこちらに気づいたようで、軽く会釈をしてきた。
久しぶりの再会なのに、その顔があまりにも穏やかで、拍子抜けするくらいあっさりしていた。
「あんなにぞっこんだったのに」
私の頭に真っ先に浮かんだのはその言葉だった。
彼の友人たちからも「あいつ、お前のことしか話さないよ」と言われていたくらいだ。
それなのに今目の前にいる彼は、昔のことをまるごと忘れたかのように、淡々とメニューをめくっている。
友達に小声で「あれ、前の元彼だよ」と教えると、「え、全然普通じゃん」と言われた。
そうなのだ。全然普通だった。それが不思議でもあり、どこかほっとする部分もあった。
因果は静かにめぐる
共通の友人から後で聞いた話だと、別れたばかりの元彼は合コン相手の男性と付き合い始めて1ヶ月も経たないうちに、また別の出会いに目を向けているらしかった。
「あの子、またフラフラしてるみたいだよ」
友人はさりげなく教えてくれた。私を振った元彼が、今度は自分が軽く扱われる番になったというわけだ。
因果というのは案外シンプルなかたちでめぐってくるらしい。
前の元彼があっさりしていた理由も、なんとなくわかった気がした。
傷は時間で癒えるし、人は次に進む。私自身も、今は前の彼への未練なんて欠片もない。
ファミレスを出るとき、前の元彼とすれ違いざまに「元気そうで良かった」と言われた。悪い気はしなかった。
胸の奥にあったざらつきが、すうっと軽くなった気がした。
※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
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GLAM Lifestyle Editorial
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日々の暮らしや選択を通して生まれる気持ちの変化に目を向け、人生を自分らしく整えていくヒントを届ける編集部チームです。仕事や人間関係、暮らしの質、価値観の揺らぎ。さまざまなテーマを横断しながら、今の自分にとって心地よい選択とは何かを考え、無理のない距離感で情報を発信しています。ときには短編小説の力も借りながら、日常にそっと寄り添い、気持ちを軽くするようなライフスタイルコンテンツをお届けします。
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