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「どっちが本当か教えて」浮気を隠し通そうとした彼に昔のメッセージを突きつけた→即ブロックから始まった結末

違和感は小さなことから始まった
長年付き合っていた彼の様子が、ある時期からじわじわと変わっていった。
返信が遅くなり、週末の約束もなんとなくうやむやにされることが増えた。「仕事が忙しい」という言葉を何度も聞いているうちに、信じたい気持ちと疑う気持ちが交互に来るようになった。それでも正面から追い詰めることをためらって、ずっと様子を見ていた。
ある日、SNSを確認してみた。彼のアカウントに、見知らぬ女性と並んで歩いている写真が投稿されていた。
距離が近い。投稿には「最高の週末」とあった。
私との約束がなんとなく流れた、あの土曜日の日付と一致していた。
スクロールすると、その前後にも似たような投稿があった。二人で立ち寄ったカフェの写真、夜の景色。どれも最近のものだった。
すぐに彼に連絡した。問い詰めると、開口一番に逆ギレされた。
「ただの友達だよ。なんでそんな疑うの」
その言い方が、かえって火に油を注いだ。
過去の言葉を並べて送り返した
私には、彼が以前送ってきたメッセージが手元にあった。
「他の女と遊んだりしないよ、それだけは信じてほしい」「二人の時間を一番大切にしたい」。
交際して間もない頃、真剣な顔で語っていたような言葉が、スクリーンショットとして残っていた。
まさかこういう形で使うことになるとは、その頃は思ってもいなかった。
そのスクリーンショットと、SNSの投稿画面を並べて彼に送った。添付のまま、一言だけ添えた。
「どっちが本当か教えて」
既読がついてから、しばらく動きがなかった。
30分ほど経った頃、「ちょっと待ってて」とだけ返信があり、また沈黙が続いた。
数時間後、長文のメッセージが届いた。謝罪と言い訳が交互に出てくるような内容で、読んでいるうちに気持ちが冷えていった。
読み終わる前にブロック。
その瞬間、頭の中がすっと軽くなったのを覚えている。
周囲にも知れ渡った
ブロックした後、しばらくして共通の友人から連絡が入った。
彼の行動が周囲にも知られることになったらしく、誰も彼の連絡に応じなくなっていると聞いた。
グループのやりとりからも自然と外れ、以前のように声をかけてもらえなくなっているらしかった。
正直に言えば、少し胸がすいた。
長く付き合っていた分、裏切りのダメージは小さくはなかった。
付き合い始めた頃の記憶が何度も頭をよぎった。それでも、疑いをうやむやにしたまま引きずり続けるより、証拠を突きつけてはっきり終わらせた方がよかったと今でも思う。
「やっと自分を取り戻せた」という感覚は、あのブロックのボタンを押した瞬間に始まった。一歩ずつでも、前に進める気がした。
※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、40代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
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GLAM Lifestyle Editorial
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日々の暮らしや選択を通して生まれる気持ちの変化に目を向け、人生を自分らしく整えていくヒントを届ける編集部チームです。仕事や人間関係、暮らしの質、価値観の揺らぎ。さまざまなテーマを横断しながら、今の自分にとって心地よい選択とは何かを考え、無理のない距離感で情報を発信しています。ときには短編小説の力も借りながら、日常にそっと寄り添い、気持ちを軽くするようなライフスタイルコンテンツをお届けします。
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