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「ゴールデンウィークのBBQ、一人1万円ね」幹事から届いたメッセージ。当日、参加者全員が凍りついた理由

幹事からの提案
「今年のゴールデンウィークは豪華にやろう!BBQ、一人1万円ね」
幹事の友人から届いたメッセージに、グループチャットは一時騒然となりました。
バーベキューで1万円といえば、かなりの高額です。しかし、「老舗の精肉店から最高級の黒毛和牛を仕入れる」「お酒もプレミアムなものを揃える」という威勢の良い言葉に、私たちは期待を膨らませました。
せっかくの大型連休、たまには贅沢もいいよね。そう自分に言い聞かせ、当日を迎えました。
目の前にあったのは
当日は抜けるような青空。絶好のバーベキュー日和です。会場の公園には、お腹を空かせた仲間たちが10人集まりました。
「お待たせ!最高の肉を持ってきたよ!」
幹事が大きなクーラーボックスを抱えて登場しました。みんなの視線が一点に集中します。どんな霜降り肉が飛び出すのかと、全員が期待で唾を飲み込みました。
ところが、取り出されたパックを見た瞬間、その場の空気が一変しました。
「……え?」
誰かが呟きました。
そこに並んでいたのは、高級店の包み紙ではなく、近所の激安スーパーでお馴染みのトレイ。しかも、重なり合った肉の端には、無情にも「割引シール」が堂々と貼られたままだったのです。
中身はどう見ても、脂身ばかりの細切れ肉と、パサパサそうな輸入豚の切り落とし。野菜も、袋に入ったままの安売りカット野菜が数袋あるだけです。
会費は10人で合計10万円。しかし目の前にある食材は、飲み物を含めても1万5千円程度にしか見えません。あまりの格差に、全員が言葉を失い、文字通り凍りつきました。
「いやー、買い出しが大変でさ!」
空気を読まずに笑う幹事の姿を見て、みんなの察したような、それでいて冷ややかな視線が交差しました。
お肉は焼いても硬く、期待していた贅沢な味とは程遠いものでした。青空の下で食べる食事は美味しいはずなのに、飲み込むたびに喉の奥がチリチリと痛むような、苦い味がしました。
結局、盛り上がるはずだった会は1時間足らずで、どんよりした空気のままお開きに。
お金の損失も痛いですが、信頼していた相手に「利用された」というショックは、それ以上に大きな傷跡を残しました。
楽しいはずの連休が、友情の終わりを確認する日になってしまうなんて。皆さんも、甘い言葉と高すぎる会費には、どうかお気をつけください。
※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、20代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
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GLAM Lifestyle Editorial
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日々の暮らしや選択を通して生まれる気持ちの変化に目を向け、人生を自分らしく整えていくヒントを届ける編集部チームです。仕事や人間関係、暮らしの質、価値観の揺らぎ。さまざまなテーマを横断しながら、今の自分にとって心地よい選択とは何かを考え、無理のない距離感で情報を発信しています。ときには短編小説の力も借りながら、日常にそっと寄り添い、気持ちを軽くするようなライフスタイルコンテンツをお届けします。
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