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「この人って知り合いじゃないか」マッチングアプリで除外したはずの知人を見つけてしまったワケ

「この人って知り合いじゃないか」マッチングアプリで除外したはずの知人を見つけてしまったワケ

見知らぬプロフィール、見覚えのある写真

マッチングアプリを始めるとき、まず真っ先に設定したのが「知り合いへの非表示」だった。

職場の同僚、昔の友人、近所の顔見知り。誰かとバッタリかち合う可能性を考えると、登録する気になれない。

連絡先と各種SNSのアカウントをひと通り除外設定に登録してから、ようやく使い始めた。

最初の数週間はごく普通のやり取りが続いた。プロフィール写真を眺めて、自己紹介文を読んで、気が向けばいいねを送る、その繰り返しだ。

ある日、いくつかのプロフィールをスクロールしていると、一枚の写真で指が止まった。

屋外で撮られた自然光の写真。マスクを外した顔がはっきりと映っていた。

「この人って知り合いじゃないか」

直感的にそう思った。

だが、確信はなかった。似ているとは感じるが、よく知っている相手のプロフィールとは違う。

名前の表示も、いつも認識している呼び方ではない。自己紹介文のトーンも、普段の雰囲気とは少し異なって見えた。

気のせいだろうと思って先へ進み、そのまましばらくアプリを使い続けた。あの写真について考えるのをやめ、別のやり取りに意識を向けた。

別の端末が招いた偶然

その後、別の用件でその知り合いと話す機会があった。

会話の流れで、お互いマッチングアプリを使っているという話になった。

念のため確認するように使用しているアプリの名前を出すと、相手が少し間を置いてから同じ名前を挙げた。

そこから事情が明らかになった。その知り合いは、プライベート用とは別に個人名義の端末を持っていて、そちらでアプリに登録していた。

普段やり取りに使っている連絡先は除外設定に入っていたが、別端末の連絡先は双方のリストに存在していなかった。だから除外が機能しなかったのだ。

自分も同じ状況だったことに気づいた。メインで使っている端末の連絡先は除外していたが、サブのデバイスについては考慮していなかった。

完璧に準備したつもりが、思わぬ穴だった。

あのとき立ち止まったプロフィール写真が、やはりその人だったとわかった瞬間、背中を冷たいものが走った。

知っている顔を別の文脈で見てしまった違和感。お互いがそれを知らぬまま過ごしていたかもしれない時間。たったひとつの設定の抜け穴が、思いがけないところで繋がっていた。その事実だけが、じわじわと胸に残っている。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、40代・男性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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日々の暮らしや選択を通して生まれる気持ちの変化に目を向け、人生を自分らしく整えていくヒントを届ける編集部チームです。仕事や人間関係、暮らしの質、価値観の揺らぎ。さまざまなテーマを横断しながら、今の自分にとって心地よい選択とは何かを考え、無理のない距離感で情報を発信しています。ときには短編小説の力も借りながら、日常にそっと寄り添い、気持ちを軽くするようなライフスタイルコンテンツをお届けします。

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