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「姉がそこのお土産欲しがってるから買ってきて」旅行先に彼から届いた電話→続けて告げられた個数に絶句

姉が4人、初対面の食卓ですでに感じた違和感
付き合って2年半になる彼氏がいます。
彼は姉が4人いる、5人兄弟の末っ子。
本人はとても優しくて、付き合っていてストレスを感じる人ではありません。
けれど、ご家族とは、付き合って半年で初対面を済ませた、その日からずっと違和感が続いています。
玄関に通された瞬間、家族全員から、いきなり呼び捨てで名前を呼ばれました。
初対面でフルネーム呼び捨ては、私の中ではかなりの上級者向けです。
ダイニングテーブルには、お姉さんたちが用意してくれた鍋がぐつぐつ煮えていました。
「さあさあ、たくさん食べて」
笑顔で促されて手を伸ばすと、テーブルの上に取り箸がありません。
全員、自分の箸でそのまま鍋をつつき始めました。
彼を見ると、ごく自然な顔で同じことをしています。
節々に違和感はあったものの、その日はなんとか笑顔をキープしてやり過ごしました。
遠方の旅行先で電話、続けて告げられた「50個」
初対面から1ヶ月ほど経った頃、私は友人と遠方への旅行に出かけました。
旅行2日目、お土産屋さんで小さな焼き菓子を選んでいたとき、ポケットの中でスマートフォンが震えました。
彼からの着信です。
「もしもし、ねえ、頼みがあって」
声色は、いつも通りの優しい彼の声。
「姉がそこのお土産欲しがってるから買ってきて」
「ああ、いいよ、何個くらい?」
軽い気持ちで返した私の耳に、続いて飛び込んできた数字に、思わず息が止まりました。
「50個入りで」
「…ごじゅう、こ?」
聞き返した私の声が、ほんの少し震えていたかもしれません。
断れる空気では、まったくありませんでした。
結局、私はその場で50個入りの大きな箱を購入し、別便で送る手配もできずに、自分のキャリーケースに無理やり詰め込んで持ち帰ったのです。
空港でキャリーを引きずるたび、肩がぎりぎり鳴っていました。
彼は本当に優しい人なのです。
ただ、ご家族との距離感が、私の感覚とは大きくずれている。
彼に直接は言えませんが、ご家族とは、なるべく関わりたくないなぁと、心の中でそっと線を引いています。
※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、20代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
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GLAM Lifestyle Editorial
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日々の暮らしや選択を通して生まれる気持ちの変化に目を向け、人生を自分らしく整えていくヒントを届ける編集部チームです。仕事や人間関係、暮らしの質、価値観の揺らぎ。さまざまなテーマを横断しながら、今の自分にとって心地よい選択とは何かを考え、無理のない距離感で情報を発信しています。ときには短編小説の力も借りながら、日常にそっと寄り添い、気持ちを軽くするようなライフスタイルコンテンツをお届けします。
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