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「赤ちゃんの泣き声がうるさいわよ!」と昼間にクレームを言う隣人。だが、私の毅然とした対応で撃退した話

昼間なのにうるさい!?突然怒鳴り込んできた隣のおばあさん
初めての育児に奮闘していた頃のお話です。
我が子はよく泣くタイプで、毎日抱っこしてあやしながら、寝不足と戦う日々を送っていました。
もちろん、夜泣きでご近所に迷惑をかけないよう窓を閉めきったり、色々と気を遣ってはいたのですが……
ある日の昼間、事件は起こりました。
赤ちゃんがぐずって泣き出したタイミングで、突然「ピンポーン!!」と激しく玄関のチャイムが鳴ったのです。
(えっ、こんな時間に誰だろう?)
赤ちゃんを抱いたままドアを開けると、そこには眉間におもいっきりシワを寄せた、隣の部屋のおばあさんが立っていました。
「ちょっと!昼間なのに赤ちゃんの泣き声がうるさいわよ!どうにかしてちょうだい!」
(……えっ?夜中じゃなくて、昼間の生活音なのに?)
お隣はご年配の方ですし、体調が優れず日中にお休みになられていた等の事情があったのかもしれません。
それでも、ただでさえ気を張っている毎日のなか、突然の強い怒りに触れ、私は一瞬言葉を失いました。
限界だった私が出した答え。お互いの「生活」がぶつかった日
以前の私なら、「すみません、ご迷惑をおかけして……」とペコペコ平謝りして、そのあと深く落ち込んでいたかもしれません。
しかし、毎日の寝不足と疲労で私のメンタルもギリギリの状態。申し訳ないと思う一方で、自分も限界まで追い詰められており、私の中で何かがプツンと切れました。
私は愛想笑いをやめ、無表情のまま、静かに、けれどハッキリとこう伝えました。
「すいませんが、赤ちゃんが泣くの止めることは不可能です。夜間は配慮していますが、昼間の泣き声まで怒鳴られてしまっては、こちらも生活が成り立ちません」
「えっ……な、生意気な……!」
まさか言い返されると思っていなかったのか、顔を赤くするおばあさん。
これ以上の話し合いになる精神状態ではなかった私は、「失礼します」とそのまま目の前でバタン!とドアを閉めました。
その後、おばあさんからクレームが来ることは二度とありませんでした。
冷静になった今ならわかります。
きっとお隣さんにも、静かな環境が必要な切実な理由があったのでしょう。
近隣トラブルは決してどちらかが完全に悪いという単純な話ではなく、お互いの「余裕のない生活」が衝突してしまったのだと思います。
ただ、当時の私には、自分と子どもの心身を守るため、毅然とした態度で線を引くことしかできませんでした。
正解はわかりませんが、周囲への配慮を忘れずに悩みつつも、限界の時はハッキリと境界線を引いて自衛することも、生きていく上で必要なのだと今でも時々振り返ります。
※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
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GLAM Lifestyle Editorial
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日々の暮らしや選択を通して生まれる気持ちの変化に目を向け、人生を自分らしく整えていくヒントを届ける編集部チームです。仕事や人間関係、暮らしの質、価値観の揺らぎ。さまざまなテーマを横断しながら、今の自分にとって心地よい選択とは何かを考え、無理のない距離感で情報を発信しています。ときには短編小説の力も借りながら、日常にそっと寄り添い、気持ちを軽くするようなライフスタイルコンテンツをお届けします。
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