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「私のことも嫌いってこと?」ずっと母に冷遇されていた私。だが、久しぶりに会った母の信じられない言葉に反論した結果

「あんたはお父さんにそっくりね」に隠された本音
「本当に、あの家系の人は気が利かないし嫌になるわ」
それが、昔から変わらない母の口癖です。父方の親族に対する愚痴をひとしきりこぼした後、母の鋭い視線はいつも決まって私へと向けられます。
「…あんたも、お父さんにそっくりね」
冷たい声色で言い放たれるその言葉。
父に似ているという事実が、まるで罪であるかのように響くのです。
幼い頃からその言葉を浴びるたび、私の胸の奥には黒いモヤモヤが渦巻いていました。
(つまり、私のことも嫌いってこと?)
喉まで出かかったその問いを、何度飲み込んできたことでしょう。
言葉だけでなく、母の態度はあからさまでした。
私の学校行事には「忙しいから」と顔を出さず、進路相談でも「自分で勝手に決めなさい」と無関心を貫く始末。
愛情を感じられない冷え切った家庭の中で、私は息を潜めるようにして大人になりました。
突然の「老後のお願い」と私の反撃
月日は流れ、私も実家を出て自立した生活を送るように。物理的な距離ができたことで、母との関係は良くも悪くも「疎遠」になっていました。
ところが最近、そんな母の態度に信じられない変化が起きたのです。久しぶりに実家に顔を出した時のことでした。お茶をすすりながら、母は猫撫で声でこう切り出してきました。
「私ももう若くないしね。これからは色々と頼りにしているわよ。老後の面倒よろしくね」
耳を疑いました。あんなに私を冷遇し、私の人生に関心すら持たなかったのに、自分に都合のいい時だけ母親面をするなんて。呆れを通り越して、心の底から冷たい怒りが湧き上がってくるのを感じます。
私はゆっくりとティーカップを置き、母の目を真っ直ぐに見つめました。そして、とびきりの笑顔を作って答えたのです。
「あら、ごめんなさい。お父さんそっくりで気が利かない私には、老後の面倒なんて絶対に無理です」
母の顔から、スッと血の気が引いていくのが分かりました。ぱくぱくと口を開閉させていますが、反論の言葉は見つからないようです。なにせ、これは彼女自身が私に植え付けた「呪いの言葉」なのですから。
その日を境に、私は母との連絡を必要最低限に留めています。「お父さんそっくりな娘」は、自分の人生を大切にするために、これからも静かに距離を置き続けるつもりです。
※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
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