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「ちょっと地味じゃない?」悪気なく嫌味ばかり言う友人。だが、別の友人が言ってくれた正論に救われた話

「ちょっと地味じゃない?」さりげないトゲが刺さる友人関係
気心の知れた友人と会った時のことです。本来なら楽しいはずのひとときが、最近の私には少し重荷でした。
理由は、彼女の言葉に交じるさりげない「トゲ」にあります。
「そのバッグ、使い勝手は良さそうだけど、ちょっと地味じゃない?」
新調したばかりのお気に入り。彼女は笑顔でそう言いました。
決して怒鳴るわけではなく、親切を装って私を一段下に見る物言い。自宅へ招けば「掃除、大変そうね。うちは物が少ないから楽だけど」とチクリ。
褒めているようで、どこか見下されているような感覚。
波風を立てたくない私は、いつも苦笑いでやり過ごすのが精一杯でした。
積み重なる小さなモヤモヤ。長年の付き合いだからと、自分に言い聞かせては我慢を重ねる日々でした。
「それ、凄く失礼だよ」凍りついた空気を変えた一言
転機は別の友人を交えた三人でのお茶会でした。いつものように彼女の「下げ発言」が飛び出します。
「あなたの家のインテリア、独特よね。私には真似できないセンスだわ」
遠回しな批判に私が言葉を飲み込もうとした瞬間、もう一人の友人がはっきりと言い放ちました。
「ちょっと待って。さっきから聞いていれば、それ、凄く失礼だよ」
凍りつく空気。正面から指摘されるとは思わなかったのでしょう。
彼女は顔を赤らめ、固まっています。
「無意識かもしれないけど、いつもトゲがある。聞いていて気持ちいいものじゃないわ」
友人の毅然とした言葉に、彼女は小さな声で「ごめんなさい、そんなつもりじゃなかったの……」と謝罪。
その瞬間、私の胸につかえていた塊が、音を立てて消えていくのを感じました。
この日を境に、彼女のマウントはピタリと止みました。無意識に相手を下げる癖を、第三者が正してくれたのです。
次に会った時の言葉は、純粋な「素敵ね」という褒め言葉。
嫌味のない会話がこれほど心地よいとは。我慢だけが友情ではない。そう気づかせてくれた友人の勇気に、今も深く感謝しています。
※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、50代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
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GLAM Lifestyle Editorial
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日々の暮らしや選択を通して生まれる気持ちの変化に目を向け、人生を自分らしく整えていくヒントを届ける編集部チームです。仕事や人間関係、暮らしの質、価値観の揺らぎ。さまざまなテーマを横断しながら、今の自分にとって心地よい選択とは何かを考え、無理のない距離感で情報を発信しています。ときには短編小説の力も借りながら、日常にそっと寄り添い、気持ちを軽くするようなライフスタイルコンテンツをお届けします。
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