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「もう私には関係ない」別れた翌週に交際アピールを始めた元彼。だが、元彼に私が思っていた感情とは

「もう私には関係ない」別れた翌週に交際アピールを始めた元彼。だが、元彼に待っていた残酷な事実とは
別れた翌週から始まった当てつけ
2年間交際した元彼と、互いの将来の方向性が合わないことを理由に別れた。
話し合いはそれなりに落ち着いていたし、後腐れはないつもりだった。
ところが別れてから1週間もしないうちに、共通の知人を通じて妙な話が耳に入ってくるようになった。新しい交際相手を見つけ、やたら仲良しアピールをしているというのだ。
写真を見せてくれた知人は、何となく気まずそうな顔をしていた。
(わかった、そういうことか。)
こちらを意識している、というのは伝わった。
でも正直、付き合い直したいとも後悔しているとも思わなかった。
別れを選んだのは互いの意思で、そこに揺らぎはない。気になるのはしばらくの間だけで、どこかで互いに吹っ切れると思っていた。
実際、連絡が来るわけでも、直接何かをされるわけでもない。
私は私の日常をそのまま続けた。仕事をして、友人と会って、ひとつひとつ前に進んでいった。
噂として届いた結末
数ヶ月が経った頃、また共通の知人から話が届いた。
「あの彼、ギャンブルにかなりハマってるみたいで。新しい彼女も一緒になってのめり込んで、借金が増えてるらしいよ」
詳しいことまでは分からなかったが、首が回らない状況になっているのは確からしかった。
以前の姿を知っているだけに、話を聞いた瞬間はどこか遠いことのように感じた。
(そうか。)
それ以上の感想は、正直なかった。
胸がスカッとするとか、そういう気持ちが湧いてくるかと思ったけれど、思い浮かんだのはたったひとつだった。
「もう私には関係ない」
そう、自分の中で静かに区切りがついた。
一度は真剣に向き合った人のことだ。うまくいかなくなったことを悲しいとは思っていた。ただ、その先に起きたことに私が関わる余地はもうない。
静かに完結した時間
あの当てつけのような仲良しアピールも、今思えば別れを引きずっていたのだろう。
でも私はもうその渦中にいなかった。あの投稿が目に入っても、心が揺れることはなかった。
別れを決めたとき、正直な気持ちを話し合えたことだけは良かったと今でも思う。
感情に任せてひどい言葉をぶつけ合わなかったから、別れた後も変に傷つくことがなかった。
噂を聞いた日の夜、窓の外をぼんやり眺めながら、何となく気持ちが落ち着いていることに気づいた。
引きずっていた何かが、静かにほどけていくような感覚だった。
元交際相手がどうなるかは、その人自身の問題だ。私は自分の時間を大切に生きていくだけでいい。そう思えた瞬間、本当の意味で縁が切れたと感じた。
※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
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GLAM Lifestyle Editorial
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日々の暮らしや選択を通して生まれる気持ちの変化に目を向け、人生を自分らしく整えていくヒントを届ける編集部チームです。仕事や人間関係、暮らしの質、価値観の揺らぎ。さまざまなテーマを横断しながら、今の自分にとって心地よい選択とは何かを考え、無理のない距離感で情報を発信しています。ときには短編小説の力も借りながら、日常にそっと寄り添い、気持ちを軽くするようなライフスタイルコンテンツをお届けします。
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