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「30分前出勤が新人なんだから当たり前よね」と嫌味を言う中堅の先輩→相談しても変わらない職場に嫌気がさした

「30分前出勤が新人なんだから当たり前よね」と嫌味を言う中堅の先輩→相談しても変わらない職場に嫌気がさした
朝、シフト通りに出勤すると
転職先の職場で、最初に声をかけてくれたのは中堅の女性の先輩でした。
仕事もテキパキこなす人で、最初は心強い相手だと思っていました。
職場の流れもこの人を中心に回っているように見えました。
違和感が出てきたのは、配属から二週間ほど経ったころです。
私はシフトの開始時刻ちょうどに出勤していました。
決められた時刻通り。本来それで問題ないはずでした。
けれどある朝、ロッカー前で着替えていると、先に来ていた先輩が振り返って笑います。
「業務が始まる30分前に出勤しておくのが新人なんだから当たり前よね」
朝の挨拶の代わりに、毎朝それを言われるようになりました。
指示されたわけでもない早出を、暗黙のルールとして突きつけてくる。
私が何時に着いても、先輩はその十分前に来ていて、無言で時計を見るのです。
結局、安全策で30分前に行くようになりました。
新しい仕事に慣れる時間と引き換えだと自分に言い聞かせても、朝のロッカーで気持ちが沈むようになりました。
希望休と雑用の押し付け
日中になると、別の角度で責めてきました。
私が事前に出していた希望休の話を、休憩室でわざわざ持ち出してくる。
「新人は空気読みなよ」
私の出した希望日は、まったく問題のない曜日でした。
それでも先輩から見ると気に入らないらしく、独り言のように、けれど確実に私に届く声で繰り返されます。
夕方、外出から戻る時間帯になると、今度は雑用の押し付けが始まりました。
反論すれば角が立つので、黙って引き受けるしかありませんでした。
三つ重なれば、これは新人いびりだと私の中ではっきりしました。
改善したくて、上司に時間を取ってもらい、起きていることを順を追って話しました。
上司は神妙に頷いて「気をつけて見ておくね」と言ってくれましたが、その後の職場で何かが変わった実感はありません。
先輩の朝の一言も、希望休への嫌味も、夕方の押し付けも、すべて以前のまま続いています。話したことが裏で伝わっていたら、と思うと余計に気が重くなりました。
声を上げても何も動かないと知ってしまった日から、心のどこかで仕事への熱が一段下がったままです。
今は朝、ロッカーで時計を見るたびに、肩のあたりが重くなります。
※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
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GLAM Lifestyle Editorial
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日々の暮らしや選択を通して生まれる気持ちの変化に目を向け、人生を自分らしく整えていくヒントを届ける編集部チームです。仕事や人間関係、暮らしの質、価値観の揺らぎ。さまざまなテーマを横断しながら、今の自分にとって心地よい選択とは何かを考え、無理のない距離感で情報を発信しています。ときには短編小説の力も借りながら、日常にそっと寄り添い、気持ちを軽くするようなライフスタイルコンテンツをお届けします。
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