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「うちはそういうのはしなくていいから」母の日に贈った花を夫経由で断られた→気を遣ったつもりが残った嫁のモヤモヤ

「うちはそういうのはしなくていいから」母の日に贈った花を夫経由で断られた→気を遣ったつもりが残った嫁のモヤモヤ

義母に喜んでもらいたくて選んだ、母の日のお花

結婚して初めての五月の話です。

義母にとって、私はまだ「新しいお嫁さん」というポジション。

少しでも喜んでもらいたくて、母の日に向けてお花の手配を始めました。

近所の花屋さんを何軒か回り、義母が好きそうな淡いピンクのバラとカスミソウのアレンジメントを選び、メッセージカードには手書きでお礼の言葉を添えます。

「いつもお世話になっております。これからもよろしくお願いします」

送料込みで、私のお小遣いの中ではちょっと頑張った金額。

配達日も、ご近所迷惑にならないように、朝の時間帯を指定しました。

母の日当日、配達完了通知が届いた時、私は少しだけ胸が躍ったのを覚えています。

「喜んでくれるかな」

そう思いながら、義母からの連絡を、なんとなく待っていました。

けれど、その日、義母から私のスマートフォンに連絡が来ることは、ありませんでした。

夜、夫経由で告げられた「うちはそういうのはしなくていいから」

夜、夫が帰宅して、ソファに腰を下ろしながら切り出しました。

「お母さんから連絡あったよ、お花のこと」

私は、笑顔で身を乗り出します。

「喜んでくれた?」

夫は、少し言葉を選ぶように間を置いて、言いました。

「うちはそういうのはしなくていいから」

「って、お母さんから連絡があってさ」

「気を使うからって」

瞬間、胸の中で、何かがすうっと冷たくなる感覚がありました。

義母の言葉に、悪気がないのは分かります。

「気を使わせないように」という配慮の裏返しなのも、頭では理解できます。

けれど、私の頭の中では、じわじわと別の問いが膨らんでいきました。

(お返しを期待してると思われたのかな)

(それとも、贈り物自体が、押し付けがましく感じられたのかな)

そして、いちばん重く残ったのは、こんな問いです。

(じゃあ、私が何もしなかったら、気が利かない嫁って言われたんじゃないかな)

「やっても気を遣わせる、やらなければ気が利かない」

嫁という立場の、見えない天秤の上にある自分の重みが、どちらに傾いても落ち着かない。

夫はその後ふつうにテレビをつけ、夕食を食べ、いつも通りの夜が流れていきます。

けれど私の中だけ、しばらくお花の包装紙の色が、ふっと頭を掠めては消える時間が続いたのでした。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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日々の暮らしや選択を通して生まれる気持ちの変化に目を向け、人生を自分らしく整えていくヒントを届ける編集部チームです。仕事や人間関係、暮らしの質、価値観の揺らぎ。さまざまなテーマを横断しながら、今の自分にとって心地よい選択とは何かを考え、無理のない距離感で情報を発信しています。ときには短編小説の力も借りながら、日常にそっと寄り添い、気持ちを軽くするようなライフスタイルコンテンツをお届けします。

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