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「シャワー出しっぱなしなんだけど!」同棲中の彼の無駄遣い→無駄遣いした分を彼に請求した結果【短編小説】

止まらない無駄遣い!呆れ果てる同棲生活
彼との同棲を始めた時のこと。
お互いの収入も考慮して、家賃や光熱費はきっちり半分ずつ出し合うというルールを決めました。
最初は順調だったはずの共同生活。
しかし、季節が夏に近づくにつれて、彼の信じられないルーズさが浮き彫りになってきたのです。
「ねえ、またクーラー18度にしてる!寒すぎるよ」
外から帰ってくるなり、部屋をキンキンに冷やしたがる彼。
ひどい時には、その極寒の部屋で厚手の毛布にくるまって寝ている始末。
さらに私を苛立たせたのが、お風呂での行動でした。
ザーーーッという激しい水音。
洗面所で歯を磨いていると、浴室からシャワーを勢いよく出しっぱなしにする音が延々と聞こえてきます。
「こまめに止めてってば」と何度注意しても、「洗ってる最中にいちいち止めるの面倒じゃん」と軽く笑って流されるばかり。
私の言葉は完全に響いていません。
(このままじゃ、水道光熱費がとんでもないことになるのでは……)
そんな私の嫌な予感は、ポストに届いた請求書によって現実のものとなります。
封を切った瞬間、思わず目玉が飛び出そうになりました。
突きつけた過去のデータ!超過分の全額請求
「ちょっと、これ見てよ。先月の電気代と水道代!」
明細書をテーブルに叩きつけると、彼も「うわっ、高っ!」と驚きの声を上げました。
どうやら、自分の無駄遣いがこれほど数字に直結するとは想像していなかったようです。
「半分ずつだからよろしく」
とお財布を開こうとする彼を、私は冷たい声で制止しました。
「待って。今回の分は折半しません」
私が取り出したのは、お互いが一人暮らしをしていた頃の光熱費の平均額をまとめたメモ。
さらに、一般的な同棲カップルの平均データも添えてあります。
それらを突き合わせれば、今回の請求額がいかに異常に跳ね上がっているかは一目瞭然。
「この平均額を基準にして、そこから超過した分はすべてあなたの『個人的な無駄遣い』。だから、はみ出た分は全額自腹で払ってもらいます」
「えっ!?俺ばっかりこんなに払うの!?」
冷や汗を流しながら抗議してきましたが、明確な数字の証拠を突きつけられては、ぐうの音も出ない様子。
結局、彼は渋々自分の小遣いから超過分を支払うことになりました。
それ以来、我が家のクーラーは常に適温の26度に設定されています。
お風呂場からは、こまめにシャワーを止める音が聞こえるようになりました。
いくら口で注意してもダメだったのに、お財布への直接攻撃が一番効いたみたいです。
次また無駄遣いしたら、今度は過去のデータじゃなくて罰金制を導入してやろうと密かに企んでいます。
※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、20代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
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GLAM Lifestyle Editorial
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日々の暮らしや選択を通して生まれる気持ちの変化に目を向け、人生を自分らしく整えていくヒントを届ける編集部チームです。仕事や人間関係、暮らしの質、価値観の揺らぎ。さまざまなテーマを横断しながら、今の自分にとって心地よい選択とは何かを考え、無理のない距離感で情報を発信しています。ときには短編小説の力も借りながら、日常にそっと寄り添い、気持ちを軽くするようなライフスタイルコンテンツをお届けします。
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