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「偶然だね、また被っちゃった」私の持ち物をすべて真似する親友。彼氏の写真を見せた数日後、親友のSNSを見て血の気が引いた

「偶然だね、また被っちゃった」私の持ち物をすべて真似する親友。彼氏の写真を見せた数日後、親友のSNSを見て血の気が引いた
エスカレートしていく「私」へのコピー行動
大学時代から仲良くしている、何でもフランクに話せる親友。
好みが似ていて、一緒にウィンドウショッピングを楽しむのは私のささやかな息抜きでした。
しかし、振り返ってみれば、彼女の異常な「執着」はあの頃から兆候を見せていたのかもしれません。
私が服や小物を新調して身につけていくと、彼女はいつも食い入るように見つめてきました。
「ねえ、そのブラウスすっごく素敵!どこのブランド?」
「ネットのセレクトショップで見つけたんだよ」
「へえ、いいなあ。私も探してみようっと」
そんなやり取りをした次の週末。
カフェの待ち合わせにやってきた彼女を見て、私はあ然としました。
「偶然だね、また被っちゃった!私たちってホント趣味が同じだよね」
照れくさそうに笑う彼女の肩には、私とまったく同じデザインのバッグ。
それだけにとどまらず、足元のパンプスも、耳元のピアスすらも、まるで私のドッペルゲンガーかと思うほどの完全コピー状態でした。
最初は「たまたま好みが被るだけ」と自分に言い聞かせていましたが、徐々に薄気味悪さが胸の奥で大きくなっていきました。
私そのものになりたかった?身の毛のよだつ狂気
そんな中、私に恋人ができました。
スマホのアルバムに入っていた彼とのデート写真を、親友に軽く見せた時のことです。
「すごく優しそうな彼だね。いいなあ、私もそんな恋愛したいな…」
そう口にして微笑んだ彼女の目が、一瞬だけギラリと暗い光を放ったように見えました。
決定的な出来事があったのは、それから数日後のこと。
彼女のSNSを開くと、『念願の彼氏と初デート』というキャプションとともに1枚の写真が投稿されていました。
隣に写る男性の顔はスタンプで隠されていましたが、見覚えのあるジャケットに、彼がいつも身につけている特徴的な腕時計……。
「……え、これって……」
心臓の鼓動を早めながら、すぐに彼へ電話をかけました。
「ごめん、黙ってたんだけど……実は俺の会社の前で彼女が出待ちしててさ。君の親友だって名乗るから話を聞いたら、『SNS用に彼氏役として1枚だけ写真を撮らせて!』って泣きつかれたんだよ」
彼女は、ただ私の持ち物を真似るだけでなく、私の居場所そのものを乗っ取ろうとしたのでしょうか。
「また被っちゃった!」と無邪気に笑いかけてきた彼女の表情を思い出すと、今でも冷や汗が止まりません。
私はすぐに彼女の連絡先を削除し、SNSもすべてブロックしました。
彼女の影が消え、ようやく心穏やかな日々を取り戻しましたが、あの時の不気味な笑顔だけは未だに私の脳裏から離れずにいます。
※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

GLAM Lifestyle Editorial
編集部
日々の暮らしや選択を通して生まれる気持ちの変化に目を向け、人生を自分らしく整えていくヒントを届ける編集部チームです。仕事や人間関係、暮らしの質、価値観の揺らぎ。さまざまなテーマを横断しながら、今の自分にとって心地よい選択とは何かを考え、無理のない距離感で情報を発信しています。ときには短編小説の力も借りながら、日常にそっと寄り添い、気持ちを軽くするようなライフスタイルコンテンツをお届けします。
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