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「夕飯、何食べたい?」交際4年半の元カレと別れた私。だが、SNSを見て気づいてしまった、失ったのは彼だけじゃなかった

「夕飯、何食べたい?」交際4年半の元カレと別れた私。だが、SNSを見て気づいてしまった、失ったのは彼だけじゃなかった
当たり前だった彼との日々
ただの男友達だった彼と恋人同士になり、気がつけば4年半という長い時間が経っていました。
「夕飯、何食べたい?」
「そうだなー、ハンバーグかな!」
共に暮らすマンションには、いつも気取らない笑い声が響いていました。
同棲のペースもすっかり掴み、こんなあたたかい日常が永遠に続くと思い込んでいたのです。
そんなある日、私の仲の良い友人たちに彼を紹介することになりました。
「ねぇ、今度私の友達と一緒にご飯行かない?」
「お、いいね!前から話に聞いてたし、会ってみたかったんだよ」
初めは、私の大事な友人たちが彼を受け入れてワイワイ楽しんでくれることが、純粋に嬉しかったのです。
「今度の日曜日も、いつものメンツで出かけない?」
「おし、それなら俺が車出すよ!」
だけど、みんなで集まる回数を重ねるごとに、私の心に小さな引っ掛かりが生まれ始めました。
親友たちは彼を「友人の恋人」としてではなく、完全に「気のおけない男友達」として接するようになっていったからです。
場が盛り上がるのは良いことだと、理屈では理解しています。
(でも、彼はあくまで『私の彼氏』なんだけどな……)
心の底にじわじわと広がる黒い独占欲。誰にもぶつけられない、些細だけれど確かな不満でした。
訪れた別離と、突きつけられた現実
その後、些細なすれ違いや事情が重なり……。
「今まで本当にありがとう。元気でね」
「うん、お前も。絶対幸せになれよ」
4年半という決して短くない思い出に終止符を打ち、私たちは別々の道を歩むことになりました。
二人で暮らした部屋を引き払い、ようやく心の傷が癒え始めてきたある日のこと。
何気なく開いたSNSで、私はある親友の投稿に目を奪われました。
そこに添えられていた写真には、私をのぞいたいつもの友人たち。そして、そのど真ん中で満面の笑みを浮かべる元カレの姿があったのです。
「嘘……私を呼んでないのに、みんなで遊んでるの?」
誰もいない部屋で、ポツリと声が漏れました。
付き合っていた頃から完全にグループの一員となっていたし、友人たちに悪気など一切ないことは頭では分かっています。
それでも、私が彼と破局したことなどお構いなしに、変わらず集まり続けているという冷酷な事実。
恋人を失った悲しみだけでなく、大切な親友たちとのコミュニティすらも乗っ取られてしまったような、強烈な喪失感。
光るスマホの画面を強く握りしめたまま、どこにもぶつけようのないドロドロとした感情が、私の胸の中でいつまでも渦を巻いていました。
※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

GLAM Lifestyle Editorial
編集部
日々の暮らしや選択を通して生まれる気持ちの変化に目を向け、人生を自分らしく整えていくヒントを届ける編集部チームです。仕事や人間関係、暮らしの質、価値観の揺らぎ。さまざまなテーマを横断しながら、今の自分にとって心地よい選択とは何かを考え、無理のない距離感で情報を発信しています。ときには短編小説の力も借りながら、日常にそっと寄り添い、気持ちを軽くするようなライフスタイルコンテンツをお届けします。
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