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何を減らして、何にはお金をかける?40代女性300人に聞いた「お金の使い方」の変化

何を減らして、何にはお金をかける?40代女性300人に聞いた「お金の使い方」の変化
何を減らして何にはお金をかける40代女性300人に聞いたお金の使い方の変化

 

「あれ、これって本当に必要だったかな……」。買い物のあと、そんなふうに思った経験はありませんか。

安いから、とりあえず買っておく。セールだから、まとめて買っておく。

年齢を重ねるなかで、お金の使い方や、ものを選ぶ基準が変わってきたと感じる人もいるでしょう。

GLAMでは今回、40代女性300名を対象に、お金の使い方や価値観の変化について意識調査を実施。

調査から見えてきたのは、「安さ」だけでなく、自分が納得できるかを重視してものを選ぶようになった40代女性たちの姿でした。

【調査概要】

調査タイトル:40代女性の「お金の使い方・価値観の変化」に関する意識調査
調査対象:40代女性
調査方法:インターネット調査
有効回答数:300名
アンケート実施日:2026年7月13日

40代女性の89.0%が「安さだけで選ばなくなった」と実感

「値段が安いから」ではなく、「自分が納得できるか」で選ぶ。

40代になると、そんな選び方の変化を感じる場面が増えたという声も少なくありません。

実際にどれくらいの40代女性が同じような感覚を持っているのか、調査結果を見てみましょう。

アンケート結果:40代になってから、モノやサービスを「値段の安さ」だけでなく「自分が本当に納得できるか」で選ぶようになったと感じますか?
アンケート結果40代になってからモノやサービスを値段の安さだけでなく自分が本当に納得できるかで選ぶようになったと感じますか

 

【アンケート結果:40代になってから、モノやサービスを「値段の安さ」だけでなく「自分が本当に納得できるか」で選ぶようになったと感じますか?】

ときどきそう感じる 57.0%(171名)
強くそう感じる(安さより納得を優先している) 32.0%(96名)
あまり感じない 9.7%(29名)
全く感じない 1.3%(4名)

「なんとなく買う」が減っていく40代の消費観

「ときどきそう感じる」と「強くそう感じる」を合わせると267名(89.0%)。

89.0%の40代女性が、値段の安さだけでなく、自分が納得できるかも重視して選ぶようになったと感じていることが分かりました。

特に「強くそう感じる」と答えた方が32.0%にのぼることも印象的です。

「安いから買う」ではなく「納得できるから選ぶ」。そんな小さな判断の積み重ねが、お金の使い方全体を見直すきっかけになっていくのかもしれません。

自由回答から見えた「納得」を重視する背景

今回の調査では、安さだけでなく、自分が納得できるかを重視するようになった人が多く見られました。

自由回答でも、安さだけで選んで後悔した経験から「納得して長く使えるものを選ぶ」という考え方に変わったという声が寄せられています。

また、長く使うものには納得してお金をかけるようになったという回答もありました。

こうした回答からは、価格だけで判断するのではなく、自分にとって納得できるかを考えて選ぶようになった人がいることが分かります

お金の使い方の基準、93.7%に変化あり

「納得できるか」を重視するようになったという変化は、お金の使い方の基準そのものにも影響しているようです。

20代・30代の頃と比べて、お金の使い方に対する考え方がどう変わったのかを聞いたところ、93.7%の40代女性に何らかの変化が見られました。

アンケート結果:お金の使い方に対する考え方は、20代・30代の頃と比べてどのように変化しましたか?
アンケート結果お金の使い方に対する考え方は20代30代の頃と比べてどのように変化しましたか

 

【アンケート結果:お金の使い方に対する考え方は、20代・30代の頃と比べてどのように変化しましたか?】

「見栄・人からどう見られるか」より、「自分が心地よい・満足できるか」でお金を使うようになった 43.0%(129名)
「とにかく安く・節約」より、「納得できるものを選んで使う(メリハリ)」ようになった 26.0%(78名)
「安くたくさん」より、「多少高くても長く使える良いもの」を選ぶようになった 23.3%(70名)
特に変化していない 6.3%(19名)
その他 1.3%(4名)

「見栄」「節約一辺倒」「安さ優先」から離れていく

お金の使い方に対する考え方に何らかの項目を選択した方は93.7%にのぼりました。

上位3つの回答に共通しているのは、「価格や周囲の目」よりも「自分にとっての納得感」を重視する流れです。

「見栄より心地よさ」「節約よりメリハリ」「安さより長く使えるもの」と、重視するポイントは少しずつ違います。

それでも、どの回答にも共通しているのは、外側の基準に合わせるより、自分が納得できる使い方を選びたいという意識です。

「安さ重視」が、お金の使い方を見直すきっかけに

今回の調査では、「見栄・人からどう見られるか」より、「自分が心地よい・満足できるか」でお金を使うようになったという回答が43.0%で最多でした。

また、「とにかく安く・節約」よりも「納得できるものを選んで使う」ようになったという回答も見られます。

こうした結果から、周囲の目や安さだけを基準にするのではなく、自分が心地よく、納得できるお金の使い方を重視する傾向が見られます

40代女性が手放した消費習慣

お金の使い方の基準が変わると、自然と「もうお金をかけなくなったもの」も出てきます。

40代になってからやめた・減らした出費について、複数回答で聞きました。

アンケート結果:40代になってから、「もうお金をかけるのをやめた・減らした」ものはありますか?(複数回答可)
アンケート結果40代になってからもうお金をかけるのをやめた減らしたものはありますか複数回答可

 

【アンケート結果:40代になってから、「もうお金をかけるのをやめた・減らした」ものはありますか?(複数回答可)】

流行を追った衝動買い・プチプラの大量買い 53.0%(159名)
付き合いの飲み会・義理のプレゼント代 37.0%(111名)
見栄のためのブランド品・ハイブランド 34.0%(102名)
効果を感じない美容・健康グッズ 29.7%(89名)
惰性で続けているサブスク・使っていない会費 19.7%(59名)
若く見せるための背伸びした出費 16.7%(50名)
特に減らしたものはない 6.0%(18名)

94.0%が何らかの出費を見直していた

「特に減らしたものはない」と答えた方は6.0%にとどまり、94.0%(282名)が何らかの出費をやめた・減らしたと回答しました。

94.0%の40代女性が、40代になってから何らかの出費をやめたり減らしたりしていることが分かりました。

最も多かったのは「流行を追った衝動買い・プチプラの大量買い」(53.0%)で、次いで「付き合いの飲み会・義理のプレゼント代」(37.0%)が続きました。

その場の流行や勢いで選ばれやすい買い物ほど、40代では一度立ち止まって見直すきっかけになっているようです。

「やめる」ことは、納得できる使い方を選び直すこと

注目したいのは、「見栄のためのブランド品・ハイブランド」を手放したという回答が34.0%あったことです

見栄のための出費をやめることは、良いものを楽しむことを諦めることではありません。

むしろ、周囲の目や体裁ではなく、今の自分にとって本当に価値のある使い方を探していくプロセスといえます。

流行や見栄のための出費を手放した先に、自分らしいお金の使い方を見つけている40代女性の姿がうかがえます。

「安さだけで選ばない」。今、お金をかけたいこと

手放す出費がある一方で、今の40代女性が「お金や手間をかけてもいい」と感じているものもあります。

お金や手間をかけたいと思うことを複数回答で聞いたところ、重視するポイントにも変化が見えてきました。

アンケート結果:逆に、今のあなたが「お金や手間をかけてもいい」と思うものは何ですか?(複数回答可)
アンケート結果逆に今のあなたがお金や手間をかけてもいいと思うものは何ですか複数回答可

 

【アンケート結果:逆に、今のあなたが「お金や手間をかけてもいい」と思うものは何ですか?(複数回答可)】

健康・体のメンテナンス(人間ドック・歯・運動・睡眠) 63.3%(190名)
質の良い定番の服・長く使える良いもの 45.7%(137名)
自分の心を満たす“推し活”・趣味・体験 38.7%(116名)
肌・髪など“清潔感”につながる美容 38.3%(115名)
自己投資(学び直し・資格・スキル) 27.7%(83名)
気の合う人との食事・旅行など人とのつながり 27.3%(82名)
時短・ラクになる家電やサービス(家事代行・便利家電) 22.3%(67名)
その他 2.7%(8名)

「健康」「質」「体験」が上位に

1位は「健康・体のメンテナンス」(63.3%)で、「質の良い定番の服・長く使える良いもの」(45.7%)、「自分の心を満たす“推し活”・趣味・体験」(38.7%)が続きました。

上位には「健康」「質の良いもの」「心を満たす体験」が並びました。

健康や長く使えるもの、趣味・体験など、さまざまな対象にお金や手間をかけたいと考えていることが分かります。

自己投資や人とのつながりへの関心も

今回の調査では、「自己投資(学び直し・資格・スキル)」が27.7%、「気の合う人との食事・旅行など人とのつながり」が27.3%となり、モノ以外への関心も見られました。

「なんとなく出費を減らす」だけでなく、自分の将来や人とのつながりに前向きにお金を使いたいという気持ちも見て取れます。

健康・質・体験・自己投資と、幅広い形で「納得できる使い道」を探している様子がうかがえます

手放す出費と、大切にしたい出費を選び分ける傾向が見られました。

「安さで選ばなかった」瞬間と、お金の使い方が変わったきっかけ

「安さで選ばなかった」瞬間と、お金の使い方が変わったきっかけ
安さで選ばなかった瞬間とお金の使い方が変わったきっかけ

 

「安さで選ばず、納得してお金をかけるようになった」というものや、お金の使い方への考え方が変わったきっかけについて、さまざまな声が寄せられました。

ここからは、特に印象的だったコメントを紹介します。

安さで選んで、後悔した経験

安さを優先して選んだ結果、かえって出費がかさんでしまった経験が、お金の使い方を見直すきっかけになっているようです。

20代や30代の頃は「いつも同じ服だと思われたくない」という気持ちがあって、服や靴、アクセサリーは安いものばかり買っていました。でも、安いものは結局すぐにダメになって何度も買い直すので、結局は高くついていることに気づきました。今は周りの目も気にならなくなってきたので、多少高くても質が良く、気に入った物を長く使うようになりました。
20代、30代の時は「とにかく安ければいい」と考えていましたが、仕事で毎日使うものや長く使うものは、多少高くても品質や使いやすさを重視するようになりました。安さだけで選んで後悔することがあったため、「納得して長く使えるものを選ぶ」という考え方に変わりました。
若い頃は、食品は安さ重視で選んでいたが、40代になると体調不良になることが出てきて、値段が高くなっても品質で選ぶようになった。原材料などをチェックして、添加物ができるだけ少ない食品を選んだり、多少高くても栄養価が高そうな食品を選んでいる。
洋服は安ければ良いではなく、縫製がよくながく使える定番のデザインを選ぶようになりました。メガネも同様に安さを売りにしているショップではなく、品質やアフターサービスのきちんとしているショップで購入しています。

寄せられた声からは、「安いから」で選んだ結果の失敗や後悔が、お金の使い方を見直す大きなきっかけになっていることが伝わってきます。

買い直しや体調の変化を通じて、目先の安さより納得できるものを選びたいという意識が強まっていることがうかがえます。

納得して選ぶようになった、今のお金の使い方

一方で、健康や体験、家族との時間など、”自分にとって意味のあるもの”に納得してお金をかけるようになったという声も見られました

40代になり、安さではなく「心身の健康」にお金をかけるようになりました。定期的な人間ドックや歯科検診、ジムでの運動など、未来の自分への投資として納得して選んでいます。
今でも100円ショップはよく利用していますが、消耗品やちょっとした小物など用途を選んで使うようになりました。節約一辺倒ではなく、長く使うものには納得してお金をかけるという考え方に変わりました。
家族とくに子どもと一緒にすごせる時間は貴重だと感じ、旅行などにお金をかけるようになりました。宿泊するホテルも安さで選ぶのではなく、いかに快適に過ごせそうかで選んでいます。
食事や服など、普段使うもののグレードをあげた。時間や居心地の良さにかけるお金はリターンが大きいし、長い目で見ると投資に近いと感じる。

寄せられた声からは、すべてを高いものに変えるのではなく、使う場面ごとに納得できる基準を選び分けている様子がうかがえます。

「節約一辺倒ではない」「リターンが大きい」という声からも、お金の使い方の基準が少しずつ変わっていることが伝わってきます。

40代から始める「納得できるお金の使い方」のヒント

40代から始める「納得できるお金の使い方」のヒント
40代から始める納得できるお金の使い方のヒント

 

今回の調査では、「安さだけでなく、自分が納得できるかも重視する」という考え方が見られました。

ここでは、寄せられた声をもとに、40代からのお金の使い方を前向きに見直すヒントを紹介します。

まず「なんとなく買っているもの」を見直してみる

納得できるお金の使い方を見つけたいときは、新しい支出を増やす前に、なんとなく続けている出費を見直してみましょう

たとえば、セールだからと買ってしまうプチプラ雑貨、惰性で続けているサブスク、義理で参加している付き合いの出費は、一度距離を置いてみる対象になります。

「安いかどうか」ではなく、「今の自分が納得して使えるか」を基準にすることが大切です。

減らせる出費が見えてくると、次にお金をかけるべきものも少しずつ分かりやすくなります。

「安さ」と「質」を場面ごとに使い分ける

すべてを高いものに変える必要はありません

消耗品やちょっとした小物は100円ショップやプチプラで十分な場面も多くあります。

一方で、毎日使うもの・長く使うもの・体に関わるものは、多少高くても質を優先する、という使い分けが、納得できるお金の使い方につながります

すべてを一律の基準で選ぶのではなく、場面ごとに基準を変えることが大切です。

「健康」への投資を後回しにしない

今回の調査では、「健康・体のメンテナンス」にお金や手間をかけてもいいと答えた方が63.3%で最多でした

人間ドックや歯科検診、運動、睡眠など、健康に関わるものを大切な使い道として考えている40代女性が多いことが分かります。

自由回答でも、定期的な人間ドックや歯科検診、ジムでの運動などを「未来の自分への投資」として選んでいるという声が寄せられました。

日々の出費を見直すときは、目先の節約だけでなく、健康や体のメンテナンスにかけるお金や手間まで削っていないか、一度振り返ってみるのもよいでしょう

まとめ:40代女性が選び始めた「納得できるお金の使い方」

今回の調査から、40代女性の89.0%が「値段の安さ」だけでなく「自分が納得できるか」を重視して選ぶようになったと感じていることが分かりました。

また、流行を追った衝動買いや見栄のための出費を見直す一方で、健康や長く使えるもの、心を満たす体験には、お金や手間をかけたいと考える人が多いという結果に。

目立ったのは、「何でも節約する」のでも「何でも高いものを選ぶ」のでもなく、自分にとって価値があるものを見極め、メリハリをつけてお金を使おうとする姿勢です。

40代は、ただ節約するのではなく、自分らしく納得してお金を使うための基準を見つける時期なのかもしれません。

PROFILE

GLAM Lifestyle Editorial

編集部

日々の暮らしや選択を通して生まれる気持ちの変化に目を向け、人生を自分らしく整えていくヒントを届ける編集部チームです。仕事や人間関係、暮らしの質、価値観の揺らぎ。さまざまなテーマを横断しながら、今の自分にとって心地よい選択とは何かを考え、無理のない距離感で情報を発信しています。ときには短編小説の力も借りながら、日常にそっと寄り添い、気持ちを軽くするようなライフスタイルコンテンツをお届けします。

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