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「月が大きく見える」のは実は目の錯覚!『地平線の月』も『天頂の月』もほぼ同じ大きさという驚愕の視覚トリック
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「月が大きく見える」のは目の錯覚、地平線近くの月も天頂の月もほぼ同じ大きさだった
夜空に大きく浮かぶ満月を見て、「今日は月が近い」と感じたことはありませんか。
地平線近くに見える月は、頭の真上に見える月よりもひと回りもふた回りも大きく感じます。
ところが国立天文台の解説によると、これは目の錯覚によるものとされています。
月の大きさは、空のどこにあっても実はほぼ同じ。「あの大きな月」の正体を探ってみました。
五円玉で確かめられる「月の大きさ」
国立天文台によると、月や太陽は空のどこにあっても「いつもほぼ同じ大きさ」とされます。
確かめる方法も紹介されています。
五円玉を手に持って腕をいっぱいに伸ばし、穴から月を覗くようにして見ると、月がどの高さにある時でも、ちょうど穴の大きさにすっぽりおさまるぐらいに見えるそうです。
「大きく見えた」と感じても、写真に撮ってみると地平線付近の月も高い位置の月も、ほとんど同じ大きさに写るのも、このためです。
なぜ大きく見えるのか、実はまだ解明されていない
月が地平線近くで大きく見えるのは「目の錯覚によるものといわれている」とされますが、国立天文台の解説では「なぜこのような錯覚が起こるのかについて、まだはっきりとした説明はついていない」と明記されています。
有力な説のひとつが「比較対象説」です。
月の近くに建物や山などの景色が見えて、それと比べられるときとそうでないときで、大きさの感じ方が違うのではないかといわれています。
地平線近くでは周囲に比べるものがたくさんあり、天頂では何もない空だけが広がる。
その違いが「大きさの感覚」に影響しているというわけです。
むしろ地平線の月の方がわずかに小さい
さらに意外なことに、国立天文台の暦計算室によると、厳密には地平線近くの月の方が天頂の月よりもわずかに小さくなるとされています。
月が天頂付近にあるときは、地平線にあるときより地球の半径分(約6,400km)だけ月に近づくためです。
「大きく見える」と感じている月が、実際にはわずかに小さい。
視覚と現実のずれがこれほどはっきりしている例も、なかなかありません。
まとめ
地平線近くの月が大きく見えるのは目の錯覚とされており、なぜ錯覚が起きるのかは現在も完全には解明されていません。
毎晩見上げている月に、こうした「見え方の謎」が残っているというのも、なんとも不思議な話です。
参考
・国立天文台「月や太陽が大きく見えるのはなぜ?」
・国立天文台 暦計算室「地平線近くの月は大きい?」

GLAM Entame Editorial
編集部
エンタメやカルチャーを入り口に、今を生きる大人の感性や知的好奇心を刺激する編集部チームです。話題のニュースやトレンド、SNSで広がるカルチャーから、思わず考えたくなる大人の常識クイズまで。楽しみながら学び、視野を広げられるコンテンツを通して、日常にちょっとした発見や会話のきっかけを届けています。ただ消費するだけのエンタメではなく、知ること・考えること・共有することを大切に。大人だからこそ楽しめるポップカルチャーを、発信しています。
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