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直径27万kmの土星の環、薄い場所は数mしかない!実は紙のように繊細な氷の円盤だった、知られざる宇宙のからくり

直径27万kmの土星の環薄い場所は数mしかない実は紙のように繊細な氷の円盤だった知られざる宇宙のからくり

直径27万kmの土星の環、薄い場所は数mしかない

太陽系で誰もが思い浮かべる象徴的な姿といえば、土星の環。

あの広大な円盤の厚さがどれくらいあるかと聞かれたら、つい「数百km」くらいかなと答えてしまいそうです。

ところがJAXAや国立科学博物館の解説をのぞいてみると、想像と桁違いに繊細な姿が見えてきました。

幅は地球3個分、厚さは数mから100km

JAXAキッズサイトによると、土星の環は幅がおよそ6万kmあり、厚さは厚い場所で約100km、薄い場所では数mしかないそうです。

国立科学博物館の「宇宙の質問箱」でも、肉眼観測時代には1km以下と推定されていた厚さが、ボイジャー探査機の実測で数十mまで小さくなったと紹介されています。

差し渡しと厚さの比でいえば、地球3個分も並ぶ幅に対して紙一枚のような薄さということになります。

輝きの正体は無数の氷と岩のかけら

環は一枚の円盤ではなく、細いリングが同心円状に何千本も並んでできているのだそう。

明るく見えるA環・B環は数cmから数mほどの氷の粒、外側のE・F・G環や内側のD環は数ミクロンほどの微粒子が中心とされます。

望遠鏡で見えるあの輝きは、ばらばらの氷と岩のかけらが太陽光を反射した姿だったわけです。

環の中には「すきま」もある

環の構造で有名なのが、A環とB環の間にある「カッシニのすきま」。

地球から望遠鏡で見ても確認できる、はっきりした空白の帯です。A環の外側の半径は約13万7,600km、土星本体のおよそ2.25倍にあたるとされます。

リングの起源については、衛星がくだけてできたという説が有力ですが、はっきりした理由はまだよく分かっていないそうです。

まとめ

幅およそ6万km、薄い場所はわずか数m。土星の環は思った以上に繊細な天体でした。図鑑のなかで堂々と描かれるあの輪が、実は無数の氷と岩のかけらで支えられた、紙よりも繊細な円盤だったというわけです。

参考:JAXA 宇宙科学研究所キッズサイト「ウチューンズ」土星

参考:国立科学博物館「宇宙の質問箱-土星編」

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GLAM Entame Editorial

編集部

エンタメやカルチャーを入り口に、今を生きる大人の感性や知的好奇心を刺激する編集部チームです。話題のニュースやトレンド、SNSで広がるカルチャーから、思わず考えたくなる大人の常識クイズまで。楽しみながら学び、視野を広げられるコンテンツを通して、日常にちょっとした発見や会話のきっかけを届けています。ただ消費するだけのエンタメではなく、知ること・考えること・共有することを大切に。大人だからこそ楽しめるポップカルチャーを、発信しています。

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