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「家にお金を入れてくれない人」義母から聞いていた義父の姿。だが、義母が入院した際に、義父から聞いた義母と夫の本性に絶句

愛想良く笑う義母を信じていた日々
義母は人当たりが良く、気前も良い。
手土産を多めに持たせてくれるし、誰の悪口も言わないように見える。
夫も母を慕っていて、何かにつけて「母さんは苦労してきた人だから」と庇う。
義父についてはいつも口を揃えて「無口で冷たい人」「家にお金を入れてくれない人」と話していた。
だから私も、結婚してしばらくは義父を遠ざけていた。盆暮れの帰省で顔を合わせても、義母と夫が義父を軽くあしらうのを真似て、私も会話を最小限にしていたのだ。
義実家がいつも金銭的に余裕がなさそうなのも、義父のせいだと思い込んでいた。
義母入院で見えてきた義父の本当の姿
義母が入院した。
長期入院になり、私が病院との連絡や家のことで義父と直接やり取りする機会が増えていった。
話してみて驚いた。義父はとても穏やかで、こちらの話を最後まで聞く。
私が買ってきた惣菜を「これ美味しいね」と丁寧に礼を言う。
義母と夫が語っていた「冷たい義父」とまったく別の人だった。
ある夜、義父が湯呑みを傾けながらぽつりとこぼした。
「あの人はね、若い頃から金のことになると人が変わるんだよ」
そして、夫が結婚前に作っていた借金の本当の経緯と、義母が若い頃に起こした金銭トラブルの話を、一晩かけて聞かせてくれた。
二人が口にした同じ言い訳に背筋が凍る
夫は大学時代、先輩に無理矢理クレジットカードを作らされ、長年その先輩に金を抜かれ続けていたのだという。
義父がそれに気づいて相談しようとした頃には、もう手遅れだった。
義母も同じだった。若い頃、悪い人たちに騙されて、義父と実弟の通帳から全額引き出してその人たちに渡していた。
発覚したのは何年もあとのことで、義父が問い詰めても義母は泣くばかりで本当の事情を口にしなかったという。
二人とも、義父に問い詰められたとき同じ言い訳をした。
「言ったら怒られると思って」
義父の苦労話を聞き終えて、目の前にいる夫の顔が急に他人に見えた。
今もカードでポイポイ買い物をし、母親と笑い合っている夫。
義実家にまったくお金がない理由が、ようやく一本の線でつながった。
義母と夫は、責められるのを避けるためなら家族の通帳すら平気で空にする人間なのだ。
義父だけが家計の穴をひたすら埋めてきたから、家にお金が残らなかった。
背筋が凍った。
退院してきた義母が私に手土産を渡しながら、いつものように穏やかに笑った瞬間、私はその笑顔に合わせて笑うしかなかった。
夫が「母さんは苦労してきた人だから」と繰り返すたび、その言葉自体が罠だったのだと思い知らされる。
※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、40代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
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