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「確認しないあなたが悪いんじゃない?」勝手にシフトを入れられ電話も既読も無視し続けた社員→バイトに残ったモヤモヤ

休みのはずの平日昼に届いた、同僚からの連絡
長くお世話になっている飲食店でアルバイトをしています。
家事と両立しながら、子どもの予定や通院日に合わせて毎月きちんとシフト希望を出して働いていました。
50代に入ってからは無理のないペースで続けるのが目標で、申請した日以外は休みのつもりで一日を組み立てています。
その日は私にとって完全な休みの日でした。
朝から布団のシーツを洗い、午前中はゆっくり買い物に出て、午後はキッチンで作り置きを進めようとしていた矢先のことです。
スマートフォンが鳴り、表示されたのは仲のよい同僚のパートさんの名前でした。
「今日シフト入ってますよ」
言葉の意味が、最初うまく飲み込めませんでした。
慌てて店のシフト表が共有されているメッセージアプリを開き、最新版を確認します。
確かに、その日付の枠に私の名前が組み込まれていたのです。
希望を出していない、絶対に出ていない日。心臓がぎゅっと跳ねて、エプロンの代わりに買い物袋を取り落としそうになりました。
既読も電話も返さない、シフト作成の社員
すぐにシフトを組んでいる若い社員に電話をかけました。
コール音が長く流れて、留守番電話に切り替わります。
続けて二回、三回。出ません。やむを得ずメッセージアプリで「シフトに気づいておらず申し訳ない、すぐ向かいたいですが出勤できる時間で大丈夫か」と入れます。既読はつきません。
結局、私は出勤できませんでした。
同僚に頭を下げて代わってもらい、その日はそわそわしたままキッチンに立ち、料理は何ひとつ手につきませんでした。
社員からの返信は、夜になっても届きません。翌日、メッセージにはしれっと既読がつき、出勤先で顔を合わせたとき、社員はあっさりと笑って言いました。
「確認しないあなたが悪いんじゃない?」
悪びれた様子はゼロでした。
あとから別の同僚に聞かされた話で判明したのですが、社員は私の電話に気づいていながら、面倒で出なかったそうです。
未読のメッセージも、わざと開かなかったらしい。社員という立場の人が、バイトに対してそんな対応をしていいのかと、頭の中が真っ白になりました。
言いたい言葉はたくさんあったのに、相手の軽い口調にどれも届かない気がして、結局のみ込んだまま着替えの背中を見送ったのでした。
シフト表を眺めるたびに、あの日のキッチンと留守番電話のコール音が思い出されて、いまだに胸の奥でモヤモヤがぐるぐる回り続けるのです。
※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、50代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
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GLAM Lifestyle Editorial
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日々の暮らしや選択を通して生まれる気持ちの変化に目を向け、人生を自分らしく整えていくヒントを届ける編集部チームです。仕事や人間関係、暮らしの質、価値観の揺らぎ。さまざまなテーマを横断しながら、今の自分にとって心地よい選択とは何かを考え、無理のない距離感で情報を発信しています。ときには短編小説の力も借りながら、日常にそっと寄り添い、気持ちを軽くするようなライフスタイルコンテンツをお届けします。
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