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「いつも一緒に遊んでるじゃないか」と子供にキレる夫。だが、子供の鋭い指摘に何も言えなくなった

「パパと公園行きたい!」息子の願いと夫の言い訳
我が家の悩みは、とにかくマイペースすぎる夫の振る舞い。
40代という年齢の割に、自分の時間やペースを乱されることを極端に嫌います。
子どもが生まれてからもそのスタンスは変わらず、休日もまずは「自分のやりたいこと」が最優先。そんな夫の姿に、私は日々小さなモヤモヤを募らせていました。
ある晴れた休日の午後。リビングで自分の趣味に没頭する夫の裾を、4歳の息子が一生懸命に引っ張ります。
「ねぇパパ、お外いこ!公園にいこーよ!」
息子からの健気な誘い。
しかし、夫はスマホから目を離すことすら面倒な様子。ため息混じりに、いかにも不満そうな声で返しました。
「えー、公園……。まぁ、いいけどさ」
渋々承諾はしたものの、態度は最悪。見かねた私は少し強めに口を挟みました。
「たまにはパパと外で遊びたいんだよね。ずっとお家だとつまんないもんね」
私の言葉にカチンときたのか、夫はすぐさま言い訳がましい反論を始めました。
「何を言ってるんだよ。いつも2階で一緒に遊んでるじゃないか。それで十分だろ?」
「遊んでないじゃん!」嘘をつけない子供の正論
夫が言う「2階で遊ぶ」の実態は、自分の部屋に息子を放置しているだけのこと。自分はデスクでの作業やスマホを楽しみ、息子にはタブレットで動画を見せて黙らせているだけ。
それを「遊び」と呼ぶ神経に呆れ果てていたその時、息子の小さな叫びがリビングに響きました。
「2階で遊ぶの、動画見るだけじゃん!パパ、ぜんぜん一緒に遊んでないじゃん!!」
まっすぐな瞳で放たれた、純粋すぎる正論。
夫は「えっ……」と絶句したまま、金魚のように口をパクパクさせています。まさか4歳の子に、自分の「手抜き」を完全に論破されるとは思ってもみなかったのでしょう。
何も反論できず、しどろもどろになる夫の姿を見て、私は心の中で「よく言った!」と盛大なガッツポーズを決めました。
打算のない子どもの言葉は、どんな理詰めの説教よりも重く、鋭く突き刺さるようです。
これには夫も相当堪えたらしく、真っ赤な顔をして、慌てて公園へ行く準備を始めました。
嘘をつけない子どもの観察眼、恐るべし。
息子の手を引いて玄関を出ていく夫の背中を、私は最高に晴れやかな気分で見送ったのでした。
※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、40代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
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日々の暮らしや選択を通して生まれる気持ちの変化に目を向け、人生を自分らしく整えていくヒントを届ける編集部チームです。仕事や人間関係、暮らしの質、価値観の揺らぎ。さまざまなテーマを横断しながら、今の自分にとって心地よい選択とは何かを考え、無理のない距離感で情報を発信しています。ときには短編小説の力も借りながら、日常にそっと寄り添い、気持ちを軽くするようなライフスタイルコンテンツをお届けします。
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