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「お腹の子のために仕事辞めなさい」妊娠報告から毎日続いた義母の電話。だが、相談した夫の一言に思わず言葉を失った

温かかった義母から、毎日同じ電話が鳴る
結婚した当初、義母は本当に穏やかで距離感のある人でした。
「住む場所も、子どもを持つかどうかも、ふたりの好きにしていいからね」
そんな言葉に、心からほっとしたのを覚えています。
結婚から数年、義母とは適度な距離を保ったまま、私たちはのびのびと暮らしてきました。
その関係に最初のひびが入ったのは、ちょうどコロナで世の中が大きく揺れていた時期でした。
妊娠が分かった私は、夫と一緒に義実家へ報告に行きました。
義母はとても喜んでくれて、その日はおだやかな空気のまま帰宅したのです。
翌日の夕方、スマートフォンが鳴りました。
義母からでした。
「お腹の子のために仕事辞めなさい」
その一言から、長い説得が始まったのです。
電車通勤だと身体に何かあったら心配だ、出産ギリギリまで働くなんて聞いたことがないと。
私は、職場とも相談済みであることや、体調を見ながら続けたい気持ちを、できる限りやんわり伝えました。
義母も、その日は「そうなのね」と一度は引き下がってくれたのです。
ところが、次の日もまた電話が鳴りました。同じ内容です。
そのまた次の日も、まったく同じ電話でした。
声色は穏やかなのに、結論はいつも「仕事を辞めて」の一点張りです。
夫が放った突き放しの一言と、止まった電話
三日、四日と続くうちに、着信音が鳴るたびに胃がぎゅっと縮みました。
つわりも残っているなか、毎晩の長電話で確実に体力が削られていきます。
このままでは、お腹の子にもよくないと感じた私は、思いきって夫に相談しました。
「お義母さんからの電話、毎日続いてしんどい。一度言ってほしいんだけど」
夫は、しばらく黙ったあと、こう答えました。
「大人同士の話し合いに、第三者は必要ないだろ」
頼れるはずの人にすっと突き放された感覚に、しばらく言葉が出ませんでした。
そこからまた一週間ほど、私はひとりで義母をなだめ続けました。
とうとう限界が来た夜、私は無言で夫にスマートフォンを差し出したのです。
夫は渋々それを受け取り、義母とふたことみこと話しました。
「妊婦本人が決めることだから、これ以上は言わないで」
すると、不思議なことに、翌日からあの電話はぴたりと止まったのです。
結局、最初から夫が一言伝えてくれていれば、私の心はもっと軽かったはずでした。
価値観を押しつけてくる義母にも、困っていた妻を見て見ぬふりした夫にも、出産後しばらく胸の奥が晴れない日が続いたのでした。
※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
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日々の暮らしや選択を通して生まれる気持ちの変化に目を向け、人生を自分らしく整えていくヒントを届ける編集部チームです。仕事や人間関係、暮らしの質、価値観の揺らぎ。さまざまなテーマを横断しながら、今の自分にとって心地よい選択とは何かを考え、無理のない距離感で情報を発信しています。ときには短編小説の力も借りながら、日常にそっと寄り添い、気持ちを軽くするようなライフスタイルコンテンツをお届けします。
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