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「嘘が嫌いなんだよね」と言う彼→彼が待ち合わせ時間になっても来ないので、問い詰めた結果【短編小説】

「嘘が嫌いなんだよね」と言う彼→彼が待ち合わせ時間になっても来ないので、問い詰めた結果【短編小説】
本記事はフィクションです。物語の登場人物、団体、名称、および事件はすべて架空のものであり、実在のものとは一切関係ありません。
「嘘が嫌い」と語る彼
彼は口癖のように「俺、嘘が嫌いなんだよね」と言っていました。その言葉を聞くたびに、私は彼を真っ直ぐで誠実な人だと思い込み、信頼を寄せていたのです。
しかし、その正体は想像していたものとは大きく異なりました。
ある日曜日の昼下がり、私たちはカフェで待ち合わせをしていました。約束は14時。しかし、15分を過ぎても彼は現れません。メッセージを送っても既読にならず、電話にも出ない彼を心配しながら、私は一人で席に座っていました。
ようやく連絡が来たのは、約束から一時間が経過した頃でした。
「ごめん、急に男友達に捕まって相談に乗ってたんだ。今から向かうよ」という短いメッセージ。
私はその言葉を信じて、さらに30分待ち続けました。
呼吸するように嘘を吐く彼
やっと現れた彼は、少しも悪びれる様子がありません。むしろ「友達を優先するのは悪いことじゃないだろ?」と、自分の正当性を主張する始末です。
しかし、私は見てしまったのです。彼が店に入ってくる直前、SNSのタイムラインに流れてきた彼の投稿を。
そこには、ついさっきまで自宅で新しいゲームに熱中していた様子が、写真付きでアップされていました。
「男友達って、画面の中の人のこと?」
私が静かに問い詰めると、彼は一瞬だけ言葉を詰まらせました。
しかし、すぐに「いや、あれは投稿予約してたんだよ。嘘じゃない」と、また嘘を重ねたのです。
その瞬間、私の中で何かが崩れ落ちました。
彼は自分が嘘を吐かれるのを極端に嫌っているだけで、自分自身は保身のために、まるで呼吸をするように小さな嘘を吐き散らす人だったのです。
「もういいよ。嘘が嫌いなはずのあなたが、一番の嘘つきだね」
私は冷めたコーヒーを残したまま、席を立ちました。背後で彼が何か言い訳を叫んでいましたが、一度も振り返ることはありません。
誠実さという言葉を、自分の不誠実さを隠すための盾にする人とは、もう一緒にいられないと確信したからです。
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
※本コンテンツのテキストの一部は、生成AIを利用して制作しています。
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