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【頭の体操】四字熟語「馬耳東風」はなんと読む?漢字の意味を紐解くと「馬の気持ち」が分かってクスッと笑える

「馬耳東風」という四字熟語、正しく読めますか?
漢字の並びを見ても、なかなかピンとこない方も多いはずです。
さらに「なぜ『馬』と『東風』なのか?」まで説明できる方はさらに少ないかもしれません。
漢字の意味をひとつひとつ紐解いていくと、のんびりした「馬の気持ち」が見えてきて、思わずクスッとしてしまいます。
「馬耳東風」の読み方と、李白の詩に秘められた由来
読み方は「ばじとうふう」です。
この言葉の原点は、唐代の詩人・李白の詩「答王十二寒夜独酌有懐」にあります。
詩の中に「東風の馬耳を射るがごとし」という一節があり、ここから「馬耳東風」という言葉が生まれました。
「東風」とは東から吹いてくる春風のことです。
中国の五行説では方角の東は春に対応するため、「東風」は春の訪れを告げる温かくて心地よい風を意味します。
李白はこの詩で、詩や言葉の良さを理解せずに聞き流す世間の人々の様子を、馬が春風に何も感じない姿にたとえました。
参考:コトバンク「馬耳東風」
春風が吹いても何も感じない馬…そこから生まれた言葉の意味
人間であれば、温かい春風が吹けば「ああ、春が来たな」と感じるものです。
ところが馬にとっては、それはただの風。心地よい春風が耳をかすめても、何も感じず、何も気にしない。
その様子がそのまま言葉になったのが「馬耳東風」です。
「無視している」というよりも「そもそも気にもとめていない」というニュアンスが正確で、ぽかんとした馬の表情が浮かぶようなシュールさがあります。
もとは世間への批判として使われた言葉でしたが、現在では「人の忠告や意見を聞き流すこと」全般を指す表現として定着しています。
他人のアドバイスをスルーしている人を見かけたら、「あの人の耳には今、春風が吹いているんだな」と想像すると、少し優しい気持ちになれるかもしれません。
まとめ
「馬耳東風」は「ばじとうふう」と読み、唐代の詩人・李白の詩が由来の四字熟語でした。
春風が吹いても何も感じない馬の姿から生まれた言葉だと知ると、この四字熟語がぐっと身近に感じられます。
言葉の奥にある景色を知ると、日本語はもっと楽しくなりますね。

GLAM Entame Editorial
編集部
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