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「あなた、態度悪いって言われてるよ」職場で罵倒してきた先輩→裏で噂を流していた別の先輩の存在に背筋が凍った

「あなた、態度悪いって言われてるよ」職場で罵倒してきた先輩→裏で噂を流していた別の先輩の存在に背筋が凍った
指摘がエスカレートしていった日々
前に勤めていた職場での話です。
年上の教育係の先輩は、最初の数か月は丁寧に仕事を教えてくれる人でした。けれど慣れてきた頃から、私の細かい仕草や言葉遣いに対する指摘が増えていきました。
同じ部署で働く中堅の別の先輩も、近くで様子を見ている存在ではありました。
最初は、自分の至らなさのせいだと思っていたんです。
けれど指摘の口調はどんどん強くなり、書類を渡す手つきや席の立ち方にまで言葉が飛んできました。
気のせいだと自分に言い聞かせる余地が、少しずつ削られていく感覚でした。
「あなた、態度悪いって言われてるよ」
ある日、休憩室でそう言われた時、頭の中が真っ白になりました。
誰に、何を、どんな風に言われたのか。聞き返すこともできず、私はただ黙って下を向いていたのを覚えています。
気づいた時にはもう遅かった
その頃から、私の中で何かがすり減っていく感覚がありました。
出勤前の足取りは重く、机に座るだけで肩がこわばる。
仕事のミスも増え、悪循環が止まらなくなっていったんです。
眠っても疲れが抜けず、休日も気持ちが浮かばなくなっていました。
転機は、ある同期の女性がそっと耳打ちしてくれた一言でした。
中堅の別の先輩が、私について事実とは違う話を方々で口にしている。
それが教育係の先輩の耳にも入り、信じ込ませていたらしいのです。
「えっ、あの二人ってそんなに話す関係だったの」と、私は思わず声を漏らしました。
表では挨拶程度しか交わしていないように見えていたからです。仲が良いどころか、距離を置いているとさえ感じていました。
表と裏の顔に走った悪寒
同期の話を聞きながら、私は二人がフロアですれ違う場面を頭の中で何度も再生しました。
確かに会話らしい会話はなかった。それなのに、私の知らないところでだけ、二人の言葉は一致していたわけです。
表向きの距離は、私を油断させるための景色に思えてきました。
背筋がすうっと冷えました。
日常の中で、何食わぬ顔で私の隣を通り過ぎていた人たちが、別の場所では私を題材に話を作り上げていた。
その光景を想像しただけで、息がうまく吸えなくなりました。
結局、仕事も手につかなくなり、私はその職場を去る選択をしました。
何年経っても、あの二人の表向きの距離感を思い出すと、ぞわりと首筋が冷たくなるんです。
あの距離感は意図して作られたものだったのかと考えると、職場という場所そのものを少し違う目で見るようになりました。
※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、20代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
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GLAM Lifestyle Editorial
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日々の暮らしや選択を通して生まれる気持ちの変化に目を向け、人生を自分らしく整えていくヒントを届ける編集部チームです。仕事や人間関係、暮らしの質、価値観の揺らぎ。さまざまなテーマを横断しながら、今の自分にとって心地よい選択とは何かを考え、無理のない距離感で情報を発信しています。ときには短編小説の力も借りながら、日常にそっと寄り添い、気持ちを軽くするようなライフスタイルコンテンツをお届けします。
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