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恋人に反対されたアートメイク。施術した日から始まった新しい親友との絆【短編小説】

アートメイクに反対の彼、でも私は…
「アートメイク?やめろよ、そういうの好きじゃない。自然なのが一番だろ」
長年悩み続けた眉の問題を、アートメイクで解決したい。
そう打ち明けた私に、恋人の拓也はあからさまに嫌な顔をして言いました。
私のコンプレックスを、彼は「自然じゃない」の一言で切り捨てたのです。
彼の強い反対に、私はしばらく思い悩みました。
でも、これは他の誰でもない、私の顔。私の悩み。
私がどうしたいかが、一番大事なはずだ。
そう決意した私は、彼には内緒で、評判の良いサロンの予約を取りました。
施術当日、担当してくれたのは、玲奈さんという、笑顔が素敵なアーティストでした。
緊張する私に、彼女はとても優しく、そして丁寧に寄り添ってくれます。
どんな眉になりたいか、という技術的な話だけではありません。私がなぜ眉に悩み、どうしてアートメイクをしたいと思ったのか、その気持ちの奥にあるものまで、じっくりと聞いてくれました。
施術をしながら、私たちはたくさんの話をしました。
好きな音楽、映画、そして、仕事の悩み。
驚くほど価値観が合い、初めて会ったとは思えないほど、会話が弾んだのです。
施術が終わる頃には、私の眉は理想の形に。
そして、心の中には眉が綺麗になったこと以上の、温かい満足感が生まれていました。
アートメイクと一緒に得たのは
「亜美さん。もし良かったら、今度ご飯でも行きませんか?なんだか、すごく話し足りなくて」
玲奈さんからそう誘われた時、私は心から嬉しくて、二つ返事で頷きました。
拓也は、新しくなった私の眉を見ても、不満げな顔をするだけでした。
でも、もう彼の評価は、私にとってどうでもいいことになっていました。
その後、玲奈さんと私は約束通り食事に行き、すっかり意気投合。
今では、何でも話せる一番の親友です。
皮肉なことに拓也とは、価値観の違いから結局お別れすることになりました。
恋人に反対された、一つの決断。
それは、私から窮屈な恋を遠ざけ、代わりに生涯大切にしたいと思える、新しい親友との絆を運んできてくれました。
眉を描く手間がなくなっただけでなく、私の人生そのものを、より色鮮やかに描いてくれる、最高の出会いを手に入れたのです。
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【編集部注】
本記事は創作の小説であり、登場する人物や出来事はすべて架空のものです。アートメイクは医療行為にあたり、効果や満足度、副作用には個人差があります。施術を検討される際は、必ず専門の医療機関で十分なカウンセリングを受け、リスクや費用についてご確認ください。
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