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「お前の前では本当の自分を出し切れていないんだ」と身勝手な理由で別れを告げた彼。だが、一通の通知を見て、思わず言葉を失った

「お前の前では本当の自分を出し切れていないんだ」と身勝手な理由で別れを告げた彼。だが、一通の通知を見て、思わず言葉を失った
身勝手なサヨナラ
中学時代からずっと一緒だった彼。
そんな彼から、唐突に告げられた別れ。
彼は悲劇の主人公のような顔をして、絞り出すようにこう言いました。
「……ごめん。俺、お前の前では本当の自分を出し切れていないんだ。一緒にいるのが、正直もう辛い」
長年連れ添った情もあり、「彼が苦しいなら……」と私はその言葉を飲み込みました。
しかし、別れ際の彼の注文は妙に具体的で、かつ奇妙なものでした。
「思い出して辛くなるから、SNSは全部ブロックしてくれ。……あ、でも、チャットアプリだけは繋がったままにしておいてほしい」
矛盾だらけの言い分にモヤっとしましたが、私は大人しく従い、数年間の恋にピリオドを打ったのです。
絶望の3日間と、絶句した「モテアピール」
別れて最初の3日間は、暗闇の中にいる気分でした。
でも、4日目の朝、鏡の中の冴えない自分を見て、ふとスイッチが入ったのです。
「私、もっと素敵な人に出会えるはず!」
そう決めてからは早かったです。まずは自分磨き。
不器用なりにヘアアレンジに苦戦し、迷走気味のメイクを何度もやり直す日々。
そんな「格闘中」の私のスマホに、一通の通知が届きました。
『〇〇(元カレ)がプロフィール画像を変更しました』
何気なく開いた画面に、私は言葉を失いました。
そこにいたのは、見ず知らずの女性5〜6人と肩を並べ、1枚の画像に収まった元カレの姿。
画面いっぱいに広がる「俺、めちゃくちゃモテてます」と言わんばかりのドヤ顔。
数日前まで「一緒にいるのが辛い」と悲劇のヒーローを演じていた男の、あまりの豹変ぶりに、悲しみは一瞬で「ドン引き」へと変わりました。
「……私、なんであんな奴と付き合ってたんだろう」
呆れ果てると同時に、心の中で真っ赤な火が灯りました。
「絶対に、見違えるほど綺麗になって、あいつを後悔させてやる!」
逆襲の遊園地、そして「待ち伏せ」
それからの1週間、私の努力は狂気的なほどでした。
中学時代の友人と遊園地へ行く日。気合を入れて現れた私を見た友人は、目を見開いて叫びました。
「ええっ!?誰かと思った! めっちゃ垢抜けて可愛くなってるじゃん!」
その日は最高の気分で、無加工の写真をたくさん撮り、友人のSNSに載せてもらいました。
事件が起きたのは、そのわずか2日後のこと。
部活帰りに最寄り駅に着くと、私のスマホが震えました。
『……やっぱり、復縁しない?』
元カレからの、あまりに調子が良いメッセージ。既読だけつけて無視し、スマホをバッグの奥に放り込みました。
ところが、駅の改札を出た瞬間、そこにいたのは待ち伏せをしていた元カレでした。
「既読つけてくれたってことは、復縁OKってことだよね?一緒に帰ろう」
そう言って当然のように手を繋ごうとしてくる彼。私はその手を、思い切りパシッと払い除けました。
「復縁なんて1ミリもしない。二度と関わってこないで!」
呆然とする彼を置き去りにして、私は自転車で猛ダッシュ。
家に着くなりかかってきた着信も、電源を切って完全にシャットアウトしました。
暴かれた最低な真実
後日、遊園地に一緒に行った友人から、驚きの話を聞かされました。
「あのさ、あいつ……私のSNSの写真を見て、『この隣に写ってる可愛い子、誰?』って聞いてきたんだよ。それがお前だって教えた途端、手のひら返したみたいに騒ぎ出して……」
つまり彼は、元カノだと気づかずに「可愛いから」という理由だけで食いついてきたのです。
内面を一切見ていないその浅ましさに、今度こそ完全に冷めきりました。
もちろん、即座にチャットアプリもブロック。
今、私には新しく優しい彼氏ができ、これ以上ないほど幸せな毎日を送っています。
あの時、身勝手な理由で振ってくれたおかげで、私は自分を磨き、本当の幸せを掴むことができました。
ある意味、あの「ドン引きアイコン」を見せてくれた元カレには、反面教師として感謝すべきなのかもしれませんね。
※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、10代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

GLAM Lifestyle Editorial
編集部
日々の暮らしや選択を通して生まれる気持ちの変化に目を向け、人生を自分らしく整えていくヒントを届ける編集部チームです。仕事や人間関係、暮らしの質、価値観の揺らぎ。さまざまなテーマを横断しながら、今の自分にとって心地よい選択とは何かを考え、無理のない距離感で情報を発信しています。ときには短編小説の力も借りながら、日常にそっと寄り添い、気持ちを軽くするようなライフスタイルコンテンツをお届けします。
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