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高齢の義両親との敷地内同居に疲弊する日々。唯一のオアシスである実家帰省中に「いつまでそっちに居座る気だ!」と義父から電話が

息苦しい敷地内同居から解放される、至福の帰省
夫の実家の敷地内に家を建てて暮らす毎日。
夫は両親がかなり年を取ってから授かった子供のため、義両親はかなりの高齢です。
生きてきた時代が違うため価値観が合わないのは当然ですが、それでも日々の生活には常にプレッシャーがつきまといます。だからこそ、私にとって夏休みに実家へ帰省する2週間は、乾いた心に潤いを与えてくれる最高のリフレッシュ期間なのです。
自分の実家に帰れば、そこはまさに楽園。
私がご飯の支度をしている間、私の父は子どもたちを自然豊かな公園へ連れ出し、体力が尽きるまで一緒に遊んでくれます。
「めったに来られないんだから、いっぱい遊ぼう!」と、色々な場所へ連れて行ってくれる頼もしい父。
そこに実家暮らしの二人の妹たちも加わってくれるので、子どもたちは毎日笑顔が絶えません。
一方、敷地内に住む義父はまったく違います。
自分の機嫌が良いときだけ適当に相手をするだけで、夕食の時間が迫っているのにお菓子を山のように与えて困らせることも日常茶飯事です。
そんなストレスフルな環境から逃れ、気兼ねなく過ごせる実家は、豪華なレジャー施設がなくても私たちにとっては最高の居場所なのです。
子どもたちが「おじいちゃんの家で遊びたい!」と純粋に喜んでくれる時期も、きっと永遠ではありません。だからこそ、この貴重な2週間は何が何でも死守したいのです。
自分勝手な義父への不満と、心を落ち着かせるための「秘密のカウントダウン」
しかし、この平穏な時間はいつも途中で邪魔をされてしまいます。
家を出るときは「ゆっくり羽を伸ばしておいで」と笑顔で見送ってくれた義父。
それなのに、ちょうど1週間が過ぎた頃になると、決まって不機嫌そうな声で電話がかかってくるのです。
「いつまでそっちに居座る気だ! いい加減にして早く帰ってきなさい」
受話器から聞こえてくる、理不尽な怒りの声。
その声を聞くたびに、私の心の中にはドロドロとした黒い感情が湧き上がります。
なぜなら、義姉が自分の実家(つまり義両親の家)に帰省したときは、平気で1ヶ月近くも滞在していたからです。
自分の娘が長期間入り浸るのは大喜びするくせに、嫁である私がたった2週間実家で過ごすことさえ許してくれないのでしょうか。
このあまりにも自分勝手なダブルスタンダードには、本当にあきれ果ててしまいます。
「すみません、もう数日で戻りますので〜」
私は電話口では愛想よく返事をしながら、心の中では激しく舌打ちをしています。
義両親は、すでにかなりの高齢です。
つまり、この憂鬱な関係も、永遠に続くわけではないのです。
「あとどれくらい我慢すれば解放されるかな」
頭の中でこっそりと残りの年月を数え始めると、不思議とイライラが波のように引いていきます。
義父からの身勝手な文句も、期限付きの厄介なイベントに過ぎません。
そうやって心の中で割り切りながら、私は今日もこの天国のような実家での時間を、最後の一秒まで味わい尽くすのです。
※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
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GLAM Lifestyle Editorial
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日々の暮らしや選択を通して生まれる気持ちの変化に目を向け、人生を自分らしく整えていくヒントを届ける編集部チームです。仕事や人間関係、暮らしの質、価値観の揺らぎ。さまざまなテーマを横断しながら、今の自分にとって心地よい選択とは何かを考え、無理のない距離感で情報を発信しています。ときには短編小説の力も借りながら、日常にそっと寄り添い、気持ちを軽くするようなライフスタイルコンテンツをお届けします。
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