Share
「つべこべ言わずに、さっさと直してくれないか」責任逃ればかりする厄介な上司。外国育ちの新しい上司が放った痛快な一撃に胸がすいた話

「つべこべ言わずに、さっさと直してくれないか」責任逃ればかりする厄介な上司。外国育ちの新しい上司が放った痛快な一撃に胸がすいた話
「つべこべ言わずに直して」理不尽極まりない上司との日々
数年前、私が以前の職場で働いていた時のことです。
当時の部署には、自分の失態を平気で部下に擦り付ける厄介な先輩がいました。彼は私の上司にあたる男性です。
「おい、ここ間違ってるぞ。お前、ちゃんと目を通したのか?」
彼自身が誤った指示を出したにもかかわらず、悪びれもせず私に責任をなすりつけてきます。私が事実を伝えようと口を開きかけても、
「つべこべ言わずに、さっさと直してくれないか」
と、聞く耳を持たずに突き放される毎日でした。そんな理不尽な状況下でも、私は「彼が起こすトラブルを未然に防ぐことで、自分の能力向上に繋がるはずだ」と必死に思い込もうとしていました。
彼の業務の抜けを先読みして確認し、問題になりそうな部分を人知れず修正する毎日。しかし、私一人で彼の尻拭いをし続けることには、当然ながら限界がやってきます。
「そろそろ私の堪忍袋の緒も切れそうだ……」
身も心も疲弊しきり、まさに限界を迎えようとしていた時期のことでした。
トップの面前で炸裂した、爽快すぎる一言
そんな折、中途採用で新しい上司が私たちの部署へ配属されました。
海外で育ったというその人は、日本の古い企業体質に媚びることなく、思ったことをハッキリと口にするタイプでした。彼が来てからまだ日が浅い頃、あるミーティングで事件は起きました。
その日は社長も会議に同席していました。いつものように例の厄介な上司が的外れな意見を述べ、私が慌ててその場を丸め込もうとフォローを入れた時のことです。
新しい上司が、呆れ返ったような顔をして口を挟みました。
「どう見ても、彼よりも彼女の方が仕事ができますよね」
予想外の言葉に、会議室の空気は一瞬にして凍りつきました。
「それなのに彼の方が高い役職で高給取りだなんて……全く理解できませんね」
なんと、社長が目の前にいるにもかかわらず、躊躇なくそう言い放ったのです。
「うそ、そんなこと言っちゃうの!?」
波風を立てたくない私は、心臓が止まるかと思うほど焦りました。社長の反応が気になり、その場のピリついた空気に震え上がりました。
しかしそれと同時に、心の底から熱いものがこみ上げてくるのを感じたのです。
「私が裏でどれだけ努力していたか、気付いてくれる人がいたんだ」
長い間抱え込んでいた鬱憤が、その瞬間きれいに晴れていくのが分かりました。あの時の、ヒヤヒヤしながらも胸がすくような圧倒的な爽快感。
たった一人で耐え忍んできた私の心が救われた、一生忘れられない出来事です。
※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
ほかの小説も読む
登場人物から探す
テーマ・シチュエーションから探す
結末から探す
最も人気の短編小説
もっと見る >スカッとする短編小説
もっと見る >モヤモヤ短編小説
もっと見る >ゾッとする短編小説
もっと見る >LINEの短編小説
もっと見る >実体験をもとにした短編小説
もっと見る >
恋愛トラブル
もっと見る >ハラスメント
もっと見る >金銭トラブル
もっと見る >浮気・不倫
もっと見る >迷惑
もっと見る >仕事のトラブル
もっと見る >非常識
もっと見る >LINE誤爆
もっと見る >思わず気持ちが晴れた「スカッと」
思い出しても背筋が凍る「ゾッと」
その感情を、物語にしませんか。
GLAMでは、あなたのリアルな体験エピソードを
お待ちしています。

GLAM Lifestyle Editorial
編集部
日々の暮らしや選択を通して生まれる気持ちの変化に目を向け、人生を自分らしく整えていくヒントを届ける編集部チームです。仕事や人間関係、暮らしの質、価値観の揺らぎ。さまざまなテーマを横断しながら、今の自分にとって心地よい選択とは何かを考え、無理のない距離感で情報を発信しています。ときには短編小説の力も借りながら、日常にそっと寄り添い、気持ちを軽くするようなライフスタイルコンテンツをお届けします。
Feature
特集記事

