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【冷蔵庫の電気代がもったいない!?】“節約命”のドケチ夫が家庭を崩壊寸前に追い込んだ話 [短編小説]
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私は40歳、パート勤務の主婦です。
夫は42歳の会社員。結婚して15年、子どもが2人います。
もともと「節約家だな」とは思っていました。
でもそれが“家計を守るため”ではなく、家庭を支配するための道具になっていったのです。
ある日、夫が開口一番に言いました。
「冷蔵庫、使いすぎじゃない?」
「電気代、もったいないから“夜は開けないように”しよう」と。
……夜の冷蔵庫を禁止されたのは、さすがに初めてでした。
ドケチルール1:家族分のおかずを“半分”に
夫は毎月、光熱費・食費の明細を1円単位でチェックします。
ある月、食費が5,000円オーバーしていたとき、彼はこう言い放ちました。
「副菜、いらないよね? 栄養は主菜で摂ればいい」
次の日から、食卓に並ぶ品数が“1品減らされ”ました。
「家族が健康でいられればそれでいい」と言いながら、レシピや献立には一切興味なし。
私や子どもたちの好みや満足度は、完全に無視です。
ドケチルール2:「外食=無駄遣い」の呪い
記念日や誕生日すら外食NG。
「家でごはんを食べれば千円で済むのに、なぜわざわざ5,000円出すの?」が夫の口癖。
私は、たまには「誰かにごはんを作ってもらう日」がほしい。
だけどそれを口にすれば「楽したいだけでしょ?」「俺は働いてるんだけど」と返される。
節約じゃなくて、“自分の価値観を押しつけたいだけ”なのでは?
そう思い始めたのは、この頃からです。
ドケチルール3:「自分は例外」なのが一番モヤる
最もイラッとするのがここ。
夫は自分の趣味(ゲーム課金・お酒)には、驚くほど財布のヒモがゆるい。
「それは俺が働いてるからだよ」
「節約は家族のため。俺の分は関係ない」
私がドラッグストアで買った1,200円のスキンケアには「高すぎ」と言うくせに、
自分のウイスキーには「たまにはご褒美」と言って平気で5,000円使う。
節約は“家族のため”じゃなくて、“自分以外を縛るため”になっていた。
そして、子どもが言った決定的な一言
ある日、小3の娘がこう言いました。
「ねぇママ、うちって“お金ない家”なの?」
胸が痛くなりました。
私は必死に笑ってごまかしたけど、娘は見ていたんです。
買いたいお菓子を戻して、出かけるたびに「今日は使わないよね?」と確認する私の姿を。
節約は大事。
でも、“我慢させ続けた子ども”の記憶は、一生残る。
「節約」と「家庭の幸せ」は両立しなきゃ意味がない
夫には話しました。
冷静に、でもはっきりと。
「あなたのやってることは、もう“節約”じゃない。“家庭を締めつけてるだけ”だよ」と。
最初は不機嫌になっていた夫も、
「娘が“うちってお金ないの?”って言ってた」と伝えたら、黙り込んでいました。
「ケチ」ではなく「家族に優しい節約」を
今は話し合いを重ねて、“使うところは使う”家計ルールに見直し中です。
「節約」は手段であって、目的ではない。
“安心して暮らせること”が家計管理の本当のゴール。
ドケチ夫に悩んでいるあなたへ。
我慢は、節約とは違います。
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