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片思い、曖昧な関係……彼の本音が見えない時に恋成就を確実にする方法

こんにちは。山本梨花子です。

あなたが先に好きになったにせよ、彼のほうが先だったにせよ、恋心を抱けば確実に態度や表情が変わります。そして、誰でも表面上は“好き”という感情を隠そうとします。

心から打ち解けてお付き合いしたいのに、矛盾するような行動を取るんですよね。また、隠すことで進展する片思いも停滞してしまったりするでしょう。

今回は、片思いにありがちな気持ちのすれ違いについて、お話したいと思います。


“好き”を隠すことで誤解が生まれる

たとえば、チラチラと見られているのを感じるとか、他の人とは態度が違う……という態度を見せることで「ひょっとして、好かれてる?」と感じ、相手が気になってきて、それがいつしか恋心に変わる、というケースも少なくないでしょう。
恋心を抱かれる側は、なんとなく気づいてしまうものですし、好かれているとわかることで両思いが実現するパターンも多いといえます。
けれど、冒頭でお話したとおりに、好いている側は自分から告白しようと決意しない限り、恋愛感情をひた隠しにします。
実は両思いなのに、恋心を抱いていることを恥ずかしく思ったり、カッコつけたりして素っ気ない態度を取ることがままあるのです。
そして、そうした天の邪鬼な態度は、好きな相手を誤解させることにつながります。「あれ、好かれていると思ったのは気のせいだったかな」と思われてしまうと、恋が成就する可能性は低くなってしまうでしょう。

片思いをする男性の心理とは?

次はこの“恋心を抱かれている”という状態を詳しくみていきます。
人の心理として、異性に好かれているとわかると、まず戸惑います。照れ臭い、恥ずかしい、好かれていると気づいて浮かれたら格好悪い……などと思って、頭がちょっと混乱するんですね。表情や態度に、乱れた心の様子が表れてしまうでしょう。
そうなると、恋心を抱く側も、好かれる側も自然体ではいられなくなり、お互いを自然と意識するようになります。
特に男性は、緊張する気持ちや戸惑いを落ち着かせようとして普段の自分を貫こうとするのですが、それが結果的にそっけない態度になりがちです。
恋のリードは男性が取るものだという考えを持つ人なら、積極的に好きな女性にアプローチするでしょうが、それはあくまで「彼女も俺のことを好きに違いない」という確信が前提となります。
いい感じと思い込んでいたのは自分だけで、実は彼女は何とも思っていなかったらどうしよう? 好かれていると思っていたけど、本当は俺のこと、からかっていたりして……という疑問が男性の中で湧き上がれば、不自然なほと当たり障りなく振る舞うはずです。

好きな男性を意識する女性の心理


では、女性はどうでしょうか。
「彼、私のことを恋愛対象として見てくれているのかな?」
恋心を自覚した後、そう悩む女性は多いでしょう。こんな心理状態の時に、好きな男性がもし、天の邪鬼に素っ気ない態度を取ったなら……女性は「嫌われたかも」「諦めようか」などと考えるかもしれません。
恋愛が難しいのは、お相手の気持ちを気にして振り回されてしまうところ。
「ああいう態度を見せるってことは……嫌われたかも」
「同僚の△ちゃんと比べると、彼が私に話し掛ける回数が少ないのでは?」
「昨日は普通に挨拶してくれたのに、今日はスルー。どうして?」
と、恋特有の妄想と思い込みに振り回される人が、やっぱり多いのです。
ですが、男性側が前項のような心理状態にあると考えれば、別に嫌われたわけでもなく、恋を諦める必要もないのです。人の心理とは、実に複雑怪奇だといえますね。
大切なのは、彼が隠している本音をいかにくみ取るか? ということですよ。

あいまいな状態の時こそ、一歩踏み出してみて!

彼が好意的な態度を見せてくれる時もあるし、なんだか素っ気ない時もある、という状況であれば、彼が本当は“好き”で天の邪鬼になっている可能性があります。それまで友達や同僚として親しくしていたなら特に、「いまさら好きだなんて、言えない」「今までの関係を壊してはいけない」と、愛情を示すことに臆病になります。
でも、“お互いに好き。両思い”だとわかれば、関係は一気に成就へ突き進むのです。
中途半端な状態の時ほど、一歩踏み出してアプローチしてみましょう。自分から告白するなんて気負わず、積極的に二人きりになるチャンスを狙って、一度じっくり話をしてみては?
お互いに腹を割って話すことができれば、「なんだ、両思いだったんだ!」とあっけなく恋人同士になれるかもしれませんよ!
(山本梨花子)
photo by.Jonathan Kos-Read

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