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日本人なら毎日のように食べるパン、実は2000年前のラテン語まで遡る400年以上前の南蛮渡来だった!意外な経路

「パン」という呼び方、なぜ日本に根付いたのか
朝食やランチで毎日のように口にする「パン」。
英語でも中国語でもないのに、すっかり日本語として馴染んでいます。
この一文字の言葉がどこから来たのか調べてみたら、480年以上前に海を渡ってきた古い記録に辿りつきました。
語源はポルトガル語の「pão」
「パン」の語源は、ポルトガル語の「pão(パン)」です。
さらに遡るとラテン語の「panis(パニス)」で、フランス語の「pain」、スペイン語の「pan」、イタリア語の「pane」と、ヨーロッパの主要言語に同じ語源の言葉が枝分かれしています。
日本へ伝わったのは1543年の鉄砲伝来とほぼ同じ時期。ポルトガル人の宣教師や商人が、種子島や九州に持ち込んだとされます。
江戸の鎖国で一度途絶え、幕末に復活
意外なのは、江戸時代の鎖国でパン食の文化がいったん途絶えていたこと。
再興のきっかけは1842年、伊豆韮山代官の江川太郎左衛門英龍が軍用の乾パンとして焼かせたという経緯です。
4月12日が「パンの記念日」として残っているのは、このため。明治7年には甘い菓子パンも登場し、日本独自の進化が始まりました。
なぜ「ブレッド」は定着しなかったのか
明治以降、英語が大量に流入したにもかかわらず、「ブレッド」という呼び方は日本語に根付きませんでした。
理由は単純で、すでに「パン」が400年近く定着していたから。新参の英語が割って入る隙がなかったわけです。たった一文字の中に、ポルトガル船から伊豆の代官、銀座の菓子パンまでが連なっている。なかなか面白い言葉だなと感じます。
参考:「ヤマザキ パンの歴史」

GLAM Entame Editorial
編集部
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