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なぜ王様は「世界一退屈な道」を作ったのか?240kmも景色が変わらない、砂漠の怪

世界中のあらゆる「ナンバーワン」が集まるギネス世界記録。
さまざまな記録を調べていたところ、思わず「定規で線を引いたのでは?」と目を疑ってしまうほど、規格外に真っ直ぐな道の記録を発見しました。
今回は、サウジアラビアで認定された驚異のロングストレートを誇る、ある道路をご紹介します。
東京から浜松まで曲がらない!? 全長240キロの超ロングストレート
発見したのは、サウジアラビアに存在する「世界一長い直線の道(Longest straight road)」の記録です。
記録を打ち立てたのは、同国を走る「ハイウェイ10」。ハラド地区のハイウェイ75から西部のハイウェイ95までを結ぶ区間が、なんと240キロメートル(149マイル)にもわたって、ただひたすらに一直線に伸びているのです!
240キロというと、東京から静岡県の浜松あたりまでの距離。それだけの道のりを走る間、左右へのカーブはおろか、目立った上り坂や下り坂すらないというから驚きですよね。
この果てしない一直線の道を車で走り抜けるには、なんと約2時間もかかると推定されています。ハンドル操作をほとんどせずに2時間も走り続けるなんて、一体どんな感覚なのでしょうか?
元々は王族専用だった!? 砂漠を貫く道の意外なルーツ
ただでさえ驚きのこの直線道路ですが、実はその成り立ちにも意外な背景があります。
この区間は、もともとサウジアラビアのファハド国王のための「私道」として建設されたものなのだとか! 一国の王様のために、広大な砂漠を一直線に貫く専用道路をドカンと作ってしまうなんて、スケールの大きさが桁違いです。
見渡す限りの乾いた砂漠の中に、一本の真っ直ぐな道が地平線の彼方まで延々と続いている光景は、まさに圧巻の一言に違いありません。
参考:Guinness World Records「ギネス世界記録」
おわりに
いかがでしたか? 今回はギネス世界記録に認定されている「世界一長い直線の道」をご紹介しました。
運転中にカーブがないのは楽に思えるかもしれませんが、2時間も景色が変わらない砂漠の直線を走り続けるとなると、とてつもない忍耐力と眠気との戦いになりそうですね。

GLAM Entame Editorial
編集部
エンタメやカルチャーを入り口に、今を生きる大人の感性や知的好奇心を刺激する編集部チームです。話題のニュースやトレンド、SNSで広がるカルチャーから、思わず考えたくなる大人の常識クイズまで。楽しみながら学び、視野を広げられるコンテンツを通して、日常にちょっとした発見や会話のきっかけを届けています。ただ消費するだけのエンタメではなく、知ること・考えること・共有することを大切に。大人だからこそ楽しめるポップカルチャーを、発信しています。
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