MENU

Share

HOME LIFESTYLE STORY COLUMN

「金ないから奢って」と毎回言う友人。だが、チャットアプリのアイコン画像の違和感を指摘すると【短編小説】

「金ないから奢って」と毎回言う友人。だが、チャットアプリのアイコン画像の違和感を指摘すると【短編小説】

本記事はフィクションです。物語の登場人物、団体、名称、および事件はすべて架空のものであり、実在のものとは一切関係ありません。

お金がないという友人

「親しき仲にも礼儀あり」という言葉が、これほどまでに身に染みたことはありません。

学生時代からの付き合いで、気も合う大切な友人。

けれど、会うたびに繰り返される「今日、お金ないから奢って!」という言葉に、私の心は少しずつ削られていました。

給料日前だから、急な出費があったから。

並べられる理由はどれも、仕方のないことのように聞こえます。

しかし、会計のたびに財布を出す私の負担は増すばかり。友情という名の甘えに、いつしか私は「都合のいい財布」に成り下がっていたのです。

そんなある日のこと。

ふと開いたチャットアプリで、彼女のアイコンが変わっていることに気づきました。

そこに写っていたのは、有名ブランドが数量限定で発売したばかりの、数万円は下らないであろう華やかな新作バッグ。

つい先日も「生活費が足りない」と私の善意に縋ったばかりの彼女が、なぜこれほど高価なものを手にしているのか。胸の中に渦巻くモヤモヤとした正体を確かめるべく、私はメッセージを送りました。

問い詰めた結果

私:「アイコンのバッグ、すごく素敵だね!新作の限定モデルじゃない?」

友人:「そうなの!ずっと狙ってて、ようやく手に入れた宝物なんだ。可愛いでしょ?」

私:「それ、確かすごく高かったよね……。この前、お金なくて困ってるって言ってたけど大丈夫なの?」

友人:「あはは、それはそれだよ(笑) 趣味は絶対に妥協できないの」

画面越しに突きつけられたあまりに身勝手な論理。

その事実を知った瞬間、私の中で張り詰めていた糸が、ぷつりと音を立てて切れました。

趣味を大切にする心は否定しません。

しかし、それは自分の責任の範囲内で完結させるべき大人の嗜みです。他人の優しさを搾取してまで着飾る姿に、もはや美しさは微塵も感じられませんでした。

私はその日を境に、彼女との連絡を一切絶ちました。画面の中から消えた「親友」の姿。今は、自分の価値観を大切にしながら、互いを尊重し合える本当の人間関係を築き直したいと心から願っています。

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
※本コンテンツのテキストの一部は、生成AIを利用して制作しています。

PROFILE

GLAM Lifestyle Editorial

編集部

日々の暮らしや選択を通して生まれる気持ちの変化に目を向け、人生を自分らしく整えていくヒントを届ける編集部チームです。仕事や人間関係、暮らしの質、価値観の揺らぎ。さまざまなテーマを横断しながら、今の自分にとって心地よい選択とは何かを考え、無理のない距離感で情報を発信しています。ときには短編小説の力も借りながら、日常にそっと寄り添い、気持ちを軽くするようなライフスタイルコンテンツをお届けします。

website
前の記事

「もっと早く手を動かせ!」スーパーのレジで強引な割り込み!店員を怒鳴りつけた横暴な男を撃退した、笑顔での痛烈な一言とは

GLAM Lifestyle Editorialのすべての記事を見る

Gallery

SHARE !

この記事をシェアする

Follow us !

GLAM公式SNSをフォローする

Feature

特集記事

Ranking