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「ごめん、実は浮気相手、私なの」親友からの告白→「本当にありがとう!」私がお礼を言ったワケ【短編小説】

「ごめん、実は浮気相手、私なの」親友からの告白→「本当にありがとう!」私がお礼を言ったワケ【短編小説】
本記事はフィクションです。物語の登場人物、団体、名称、および事件はすべて架空のものであり、実在のものとは一切関係ありません。
別れたい彼
スマホの画面を見つめながら、私は深いため息をつきました。
画面には、付き合って2年になる彼からのメッセージが表示されています。
『ごめん、また今月ピンチでさ。少しだけ貸してくれない?』
最近の彼は、こんなふうにお金の無心ばかりしてきます。最初は少額だったのですが、だんだんと要求がエスカレートしていきました。
不審に思って問い詰めると、ギャンブルで作った多額の借金があることが発覚したのです。
「もう別れたい」と何度も思いましたが、その度に彼が泣きついてくるため、情に流されてズルズルと関係を続けてしまっていました。
浮気をしている雰囲気があるので、どうにか証拠を見つけてきっぱりと綺麗に別れたい、毎晩のように悩んでいたのです。
そんな時、ふいにスマホが振動しました。
画面を見ると、高校時代からの親友からのメッセージでした。
『突然ごめん、実は浮気相手、私なの。本当に最低なことして、ごめんなさい』
一瞬、画面の文字が信じられず、目を疑いました。
何度か浮気や相談をしていた、親友と彼が裏切っていたなんて。
しかし、数秒後、私の中に湧き上がってきた感情は「悲しみ」でも「怒り」でもありませんでした。それは、圧倒的な「安堵感」だったのです。
お礼を伝えた
私は弾む指で、すぐに返信を打ち込みました。
『本当にありがとう!』
すぐに既読がつき、親友からひどく困惑したようなメッセージが返ってきます。
『え……? どういうこと? 無理してない?怒ってないの?』
私は思わずクスッと笑いながら、真実を送信しました。
『怒るどころか、大感謝してるよ!実は彼、ギャンブルで作った多額の借金があるの。最近ずっとお金を貸してってせびられてて、別れる決定的な理由を探してたんだ。だから、あなたが浮気してくれたおかげで、堂々と別れられる!』
『ええっ!?借金!?そんなの私、全然知らなかった……!』
画面越しの親友の焦りと後悔が、手に取るようにわかります。どうやら彼は、親友の前では羽振りのいい姿を取り繕っていたようです。
親友には少し残酷かもしれませんが、これでやっと、私はあの重苦しい日々から解放されます。
『というわけで、彼はあなたに譲るね! どうぞお幸せに!』
そう送った後、私は彼に「浮気を知ったから別れます。二度と連絡しないで」とだけメッセージを送り、二人を同時にブロックしました。
スマホをテーブルに置き、私は大きく深呼吸をしました。
窓から見える景色が、いつもよりずっと鮮やかに見えます。重たい肩の荷が下りて、今日からまた新しい私で始められそうです。
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
※本コンテンツのテキストの一部は、生成AIを利用して制作しています。
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