Share
スマホの通知で発覚。彼氏が私のLINEアカウントで勝手に有料スタンプを買いまくっていた!→証拠を突きつけたら、まさかの言い訳。【短編小説】

自慢の恋人の裏切り
まさか、あんなに大好きだった彼氏のユウタに、こんな形で裏切られるなんて…。
今思い出しても、怒りを通り越して、ただただ呆れてしまいます。
私、ミサキには、付き合って1年になるユウタという彼氏がいました。
彼はいつも優しくて、私のことを一番に考えてくれる、本当に自慢の恋人でした。そう、あの日までは。
事件が起きたのは、ユウタが私の家から帰った直後のことでした。
リラックスしてソファに寝転がっていると、スマホの通知が「ピコン」と鳴ったんです。
画面には、LINEからの「有料スタンプ購入完了」のメッセージ。
「あれ?私、何も買ってないけどな…」
そう思った瞬間、また「ピコン」。立て続けに鳴り響く通知。
画面には、同じ購入完了メッセージがずらりと並んでいきました。
アカウント乗っ取り?
一気に血の気が引きました。「もしかして、アカウント乗っ取り!?」
震える指でLINEの購入履歴を開くと、そこには信じられない光景が。
全く身に覚えのない、正直言って趣味の悪い、クセの強いスタンプが大量に購入されていたのです。
その額、なんと1万円近く…。
呆然としながら履歴をスクロールしていると、ふと見覚えのあるスタンプが目に留まりました。
「このスタンプ…そういえば…」
先日、ユウタが私のスマホを覗き込みながら、「このスタンプ、めっちゃ面白いじゃん!」と大笑いしていたスタンプでした。
裏切り者は身近にいた
点と点が線で繋がっていきます。
そういえば、今日もユウタは「調べものしたいから、スマホ貸して」と言って、私のスマホをしばらく触っていました。まさか、あの時に…?
翌日、私はユウタをカフェに呼び出し、平静を装ってスマホの購入履歴を見せました。
「ねえ、ユウタ。これ、何か知らない?」と。
彼は一瞬、気まずそうに目を泳がせましたが、「え?ミサキ、どうしたのそれ。知らないよ」と、しらを切り通すつもりです。
でも、もう確信していました。
私は、彼が笑っていたスタンプを指さし、「ユウタが面白いって言ってたスタンプも、勝手に買われてるんだけど」と、静かに事実を突きつけました。
観念したのか、彼は大きなため息をつき、ようやく口を開きました。
でも、それは謝罪の言葉ではありませんでした。
「あー…ごめん!でもさ、ミサキへのサプライズだったんだよ!面白いスタンプで、友達との会話を盛り上げてあげようと思って!」
悪びれる様子もなく、むしろ「いいことをしてやった」とでも言いたげなその態度に、全身の力が抜けました。
人のアカウントで、人の許可なく、勝手に1万円もの買い物をしておいて、「サプライズ」?
ユウタのその信じられない金銭感覚と倫理観の欠如に、私の恋心は一瞬で消え去りました。
信頼とは、本当に些細なことで崩れてしまうものなのだと痛感した出来事です。
この一件が決め手となり、私とユウタは別れることになりました。皆さんも、スマホのパスワード管理だけは、本当に気をつけてくださいね…。
ほかの小説も読む
登場人物から探す
テーマ・シチュエーションから探す
結末から探す
最も人気の短編小説
もっと見る >スカッとする短編小説
もっと見る >モヤモヤ短編小説
もっと見る >ゾッとする短編小説
もっと見る >LINEの短編小説
もっと見る >実体験をもとにした短編小説
もっと見る >恋愛トラブル
もっと見る >ハラスメント
もっと見る >金銭トラブル
もっと見る >浮気・不倫
もっと見る >迷惑
もっと見る >仕事のトラブル
もっと見る >非常識
もっと見る >LINE誤爆
もっと見る >思わず気持ちが晴れた「スカッと」
思い出しても背筋が凍る「ゾッと」
その感情を、物語にしませんか。
GLAMでは、あなたのリアルな体験エピソードを
お待ちしています。
Feature
特集記事

