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「これ…お前か?臭いぞ」上司の暴言。だが、ゴミ箱の中から出てきた、容器を見て顔色が一変【短編小説】

濡れ衣を着せられた私
オフィスでの日常が一変した、ある午後の出来事を聞いてください。
私の職場には、何かにつけて部下を怒鳴りつける気性の荒い上司がいます。その日も、私がデスクで資料作成に追われていると、ドカドカと足音を立てて彼が近づいてきました。
そして、私のデスクの横で立ち止まるなり、鼻をひくつかせ、顔をしかめてこう言ったのです。
「おい、なんか臭うぞ。これ…お前か?臭いぞ。ちゃんと風呂入ってんのかよ」
信じられない言葉でした。一瞬でオフィス中の空気が凍りつき、キーボードを叩く音すら止まりました。同僚たちの視線が私に集中するのがわかります。
顔から火が出るほど恥ずかしくて、その場から消えてしまいたいと思いました。もちろん、私は身だしなみには人一倍気を使っていますし、そんな不快な臭いがするはずがありません。
「え、私ですか?そんなはずは……」
私が小声で反論しても、上司は「いや、お前の周りから腐ったような臭いがプンプンするんだよ。女性としてどうなんだ」と、さらに追撃してきました。
悔しくて涙が出そうになりましたが、深呼吸をして冷静になろうと努めました。確かに、どこからか異臭が漂っているのは事実だったからです。酸っぱいような、鼻を刺す不快な臭いです。
私は震える手で、臭いの元を探り始めました。私の服ではない、髪でもない。デスクの上でもない。
ふと、足元の共有ゴミ箱に近づいた瞬間、強烈な臭気が鼻を突きました。
上司を黙らせた決定的な証拠
「失礼します」
私は意を決して、上司が見下ろす中、ゴミ箱の中身を確認しました。すると、一番底の方から見覚えのあるロゴが入ったプラスチック容器が出てきたのです。
それは、上司が毎日愛飲しているプロテインのシェイカーでした。蓋が半開きで、中に残った液体がドロドロになり、強烈な悪臭を放っていたのです。
「これ……課長のものですよね?先週『無くした』って騒いでいた」
私がハンカチ越しにそれを摘み上げると、上司の顔は一瞬で赤から青へと変わりました。
「あ、あぁ……そういえば、洗おうと思って置いて、そのまま……」
しどろもどろになる上司。周りの同僚からは「うわ、自分のせいじゃん」「最低……」という冷ややかな囁きが漏れ聞こえます。さっきまでの私への疑いの目は、完全に上司への軽蔑に変わっていました。
「人のことを不潔呼ばわりする前に、ご自分の持ち物の管理をお願いしますね」
私は精一杯の笑顔でそう告げて、シェイカーを突き返しました。上司は何も言い返せず、逃げるように自分の席に戻っていきました。
あの時のスカッとした気持ちと、上司の気まずそうな背中は、一生忘れないと思います。
本記事はフィクションです。物語の登場人物、団体、名称、および事件はすべて架空のものであり、実在のものとは一切関係ありません。
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※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
※本コンテンツのテキストの一部は、生成AIを利用して制作しています。
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