女優のナタリー・ポートマン(Natalie Portman, 33)がフランスの女性の独立心を称賛した。
アカデミー賞の受賞歴もあるナタリーは、今年公開の映画『A Tale of Love and Darkness(原題)』を監督する。映画監督といえば男性が務めるものという流れに一石を投じている。
3歳の時にイスラエルからアメリカへ移住してきたナタリー。今は夫のベンジャミン・ミルピエ(Benjamin Millepied)とともにパリで暮らしているが、パリの生活スタイルには即座に魅了されたという。
「毎日学ぶことがあるの」ヨーロッパに適応できているかと独版Glamour誌とのインタビューで尋ねられ、笑いながら応えたナタリー。パリだけではなく、世界のどこにいてもリラックスできる性格だという。
「フランスの女性には驚かされるわ。上品に見せる能力が生まれつき備わっているみたい。でも、すごく力強くて、他人に依存したりはしないの。子どもがいたとしても、女友達と外出したりパーティーに行ったりして楽しんでいる。そういうところがとても好き」「アメリカでは、子どもを持つ女性が仕事に出たり、母乳で子どもを育てなかったりすると、罪の意識を感じることもあると思う。その種の強迫観念はここでは存在しないの」
1994年に公開された映画『レオン』で大ブレイクしたナタリーは年々キャリアを向上させてきた。
デビューの頃と比べて世界は大きく変わった。インターネットの登場とセレブについて何でも知りたいという人々の渇望がこの変化を引き起こしたとナタリーは考えている。
「今10代じゃなくてすごく嬉しい」と語ったナタリー。「当時は普通に学校や大学に行くことができたわ。今では若い女優が授業に出席すると写真を撮られたりする世の中になってしまった。昔はそんなことなかったのに」
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