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実は『東京駅』、地下5階・1日3,000本の列車をさばく立体構造!巨大ターミナルの「規格外」なからくり

東京駅は地下まで広がる立体ターミナルだった
新幹線で東京駅に着くと、改札を出るまでに迷子になることがあります。看板を頼りに歩いても、どこを歩いているのか分からなくなる。
文化庁の文化遺産オンラインで丸の内駅舎の資料をのぞいてみると、地上の壮麗な赤レンガ駅舎の足元には地下5階にまで達するホームが組み上げられ、1日3,000本もの列車をさばく規格外の構造が見えてきました。
1日3,000本、新幹線も在来線も集まる起点
東京駅の1日の発着列車数は約3,000本といわれます。
東海道新幹線、東北・上越・北陸新幹線という主要新幹線がここから全国へ出発し、山手線・京浜東北線・中央線・東海道線・京葉線・総武線・横須賀線などの在来線も集まる、日本の鉄道網のへそにあたる駅です。
これだけの路線が一つの駅に集中している例は世界的にもまれで、東京駅は規模の点で別格のターミナル(複数路線が発着する起点駅)になっています。
在来線は地上、京葉線・総武線は地下に潜る
構造を見ると、地上には在来線と東海道新幹線のホームがずらりと並びます。
一方で京葉線のホームは地下4階、総武線快速・横須賀線のホームも地下5階に設けられています。
地上と地下を合わせるとホームだけで14面28線にのぼり、JRのホーム数としては日本最多級の規模。
京葉線ホームから新幹線改札まで歩くと長い動く歩道を渡ることになり、「地上から地下まで10分以上歩いた」と感じる人がいるのも納得です。
1914年開業、辰野金吾の赤レンガ駅舎
そんな大規模駅の顔となっているのが、丸の内側の赤レンガ駅舎。
文化庁の資料によると、1914年(大正3年)12月、辰野金吾の設計で竣工した鉄骨煉瓦造の建物で、南北の長さは約335メートル。
2003年に国の重要文化財に指定されました。
日本人初の建築家のひとりが手がけた、当時の建築の集大成といえる存在で、地上の壮麗な姿と、地下深くまで伸びるホーム群とで、上下に長い「立体ターミナル」を形づくっているのです。
まとめ
地上の赤レンガ駅舎と、地下5階まで伸びるホーム群。
1日3,000本の列車をさばく東京駅は、110年かけて上下に積み重なってきた立体ターミナルというわけです。
参考
・文化庁 文化遺産オンライン「東京駅丸ノ内本屋」

GLAM Entame Editorial
編集部
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