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「有給は労働者の権利です」重要なプレゼン前日まで休む部下。だが、上司の正論をうけ表情が一変【短編小説】

「有給は労働者の権利です」重要なプレゼン前日まで休む部下。だが、上司の正論をうけ表情が一変【短編小説】

本記事はフィクションです。物語の登場人物、団体、名称、および事件はすべて架空のものであり、実在のものとは一切関係ありません。

重要なプレゼン前に有給を取る部下

中堅企業のチームリーダーを務める私。目の前に立ちはだかるのは、会社の命運を左右する一大プレゼン。

準備が佳境を迎え、チーム全員が神経を研ぎ澄ませていた、その時でした。

「明日から三日間、有給休暇をいただきます。もう飛行機も予約しちゃったので」

部下が放った信じられない一言。

あまりの身勝手さに絶句する私をよそに、彼は鼻で笑いながらこう言い放ちました。

「有給は労働者の権利ですよね?会社は拒否できないはず。じゃ、お疲れ様でーす」

引き継ぎ資料はゼロ。

連絡すらつかない完全な音信不通状態。

まさに、無責任極まりない職場放棄。

残されたメンバーはパニックに陥りましたが、全員で結束し、徹夜の末に資料を完成させました。

結果、プレゼンは大成功。

三日後、何食わぬ顔で出社してきた部下。

「リフレッシュできました!」と笑顔を見せる彼を、私は冷徹なほど静かに会議室へ呼び出しました。

相変わらず「権利を主張して何が悪い」という強気な態度の彼。

正論を突きつけた

そこで私は、感情を押し殺して「正論」を突きつけました。

「確かに、有給休暇を取るのはあなたの権利。それは認めます。でもね、あなたを信頼し、重要な仕事を任せるかどうかを決めるのは、会社なの。あなたは権利だけを叫び、社会人の義務である『業務の引き継ぎ』を完全に放棄した。これは権利の行使ではなく、ただの無責任な職場放棄です」

一瞬で凍りつく空気。

追い打ちをかけるように、私は淡々と告げました。

「今回の件で、あなたの信用は地に落ちました。今後、あなたに責任ある仕事や高い評価を与える義務は、私には一切ありません。権利だけを主張して義務を果たさない人に、相応の対価を支払う必要はないからです」

みるみるうちに血の気が引いていく部下の顔。

自分のキャリアが、自らの手で閉ざされたことにようやく気づいたのでしょう。

ガタガタと震え出した姿に、これまでの怒りが消え、不思議と心が晴れていきました。

その後、彼は居心地が悪くなったのか、自ら部署異動を願い出ていきました。権利には必ず義務が伴う。

その当たり前の事実を、彼は一生忘れないことでしょう。

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
※本コンテンツのテキストの一部は、生成AIを利用して制作しています。

PROFILE

GLAM Lifestyle Editorial

編集部

日々の暮らしや選択を通して生まれる気持ちの変化に目を向け、人生を自分らしく整えていくヒントを届ける編集部チームです。仕事や人間関係、暮らしの質、価値観の揺らぎ。さまざまなテーマを横断しながら、今の自分にとって心地よい選択とは何かを考え、無理のない距離感で情報を発信しています。ときには短編小説の力も借りながら、日常にそっと寄り添い、気持ちを軽くするようなライフスタイルコンテンツをお届けします。

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