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「めっちゃ肘当たってるんだけど」電車でぶつかる隣の乗客の肘。だが、電車が止まった瞬間に天罰が!

「めっちゃ肘当たってるんだけど」電車でぶつかる隣の乗客の肘。だが、電車が止まった瞬間に天罰が!
肘をぶつける乗客
朝の通勤電車。
運良く座席に座ることができ、「今日はラッキーだな」と思ったのも束の間。
すぐにどんよりとした気分に変わってしまいました。
原因は、隣に座っている人。
やたらと大きく肘を張って、私のスペースにガッツリと侵入してくるのです。
「うわ、狭い……。めっちゃ肘当たってるんだけど」
心の中で文句を言いつつ横目でチラッと見ると、本人はスマホの画面に夢中。
私の窮屈さなど、まったく気にも留めていない様子です。
仕方なく私が体を少しずらしてスペースを空けても、なぜかじわじわとこちらへ迫ってくる始末。
「ちょっと、これ以上は無理だって。なんでこっちに寄ってくるの?」
声に出して注意できればいいのですが、朝からトラブルになるのも嫌で言えません。
その無言の圧迫感と、何も言えない自分への不甲斐なさで、心の中はモヤモヤでいっぱいになりました。
しばらくその状態が続いた後、車内に駅を知らせるアナウンス。
その瞬間、隣の人が急にこちらを一瞥し、ため息混じりにこう言ったのです。
「チッ……」
はっきりと聞こえる小さな舌打ち。
しかも、まるでこちらが迷惑をかけているかのような、鋭く冷たい視線。
背筋がゾッとして、胃の奥がギュッと締め付けられるような感覚に陥ります。
「えっ?私、何もしてないよね? なんで私が責められてるの?」
あまりの理不尽さに、ただじっと耐えるしかありません。
天罰
ところが、次の駅に着いたその時。
隣の人が勢いよく立ち上がった拍子に、大きくバランスを崩したのです。
「あっ!」
短い声と共に、その人の手からスマホが滑り落ち、床にガタンと音を立てて転がっていきます。
「やばっ、どこいった!?」
慌てて這いつくばり、足元を探し回るその人。
しかし、周囲の乗客は冷ややかな目を向けるだけで、誰一人として手伝おうとしません。
もちろん、私も何もしないまま。ただ静かに、焦るその様子をじっと見つめていました。
「……」
ようやくスマホを拾い上げ、バツが悪そうにそそくさと電車を降りていく後ろ姿。
電車が再び動き出し、隣の空いた席の分までゆったりと座り直した瞬間。
「あー、スッキリした!」
さっきまで胸の奥に溜まっていた重たいモヤモヤが、嘘のようにすっと消え去っていました。
わざわざ言い返して波風を立てなくても、世界は意外と、ちゃんと帳尻を合わせてくれるもの。
そんな小さなスカッとした気持ちを噛みしめながら、私は清々しい気分で窓の外の景色を眺めました。
※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、20代・男性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

GLAM Lifestyle Editorial
編集部
日々の暮らしや選択を通して生まれる気持ちの変化に目を向け、人生を自分らしく整えていくヒントを届ける編集部チームです。仕事や人間関係、暮らしの質、価値観の揺らぎ。さまざまなテーマを横断しながら、今の自分にとって心地よい選択とは何かを考え、無理のない距離感で情報を発信しています。ときには短編小説の力も借りながら、日常にそっと寄り添い、気持ちを軽くするようなライフスタイルコンテンツをお届けします。
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