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梅雨に何度洗っても消えない「生乾き臭」の正体は菌ではなく代謝物!人の粘膜にも潜む『モラクセラ菌』が悪臭を生む仕組み

洗っても消えない「生乾き臭」、実は菌そのものではなく代謝物が原因だった
梅雨の時期、部屋干しした洗濯物からただよう独特のニオイ。
何度洗っても消えないこの「生乾き臭」は、なぜ発生するのでしょうか。
Wikipediaによると、生乾き臭の正体は「4-メチル-3-ヘキセン酸(4M3H)」という脂肪酸の一種とされています。
ニオイの原因は細菌そのものではなく、細菌が増殖する際に生成する代謝物(たいしゃぶつ)です。
原因物質「4M3H」はわずか0.01ppmで臭いを感じる
4M3Hは「雑巾臭」や「生乾き臭」と表現される特異臭を持つ物質とされています。
Wikipediaによると、嗅覚閾値(きゅうかくいきち)はわずか0.01ppmで、ごく微量でも強い悪臭として感じられるとされています。
この物質を生成する原因菌は、モラクセラ・オスロエンシス(Moraxella osloensis)という細菌と同定されています。
増殖する際に雑巾のような悪臭を発生する4M3Hを生成するとされています。
モラクセラ菌はもともと人の粘膜に存在する常在菌
Wikipedia「モラクセラ属」によると、モラクセラ属の細菌はヒトや動物の口腔・上気道・性器の粘膜における常在菌(じょうざいきん)とされています。
特別な菌ではなく、日常の生活環境にごく普通に存在する細菌のひとつです。
洗濯後も衣類にモラクセラ・オスロエンシスが残り、増殖する際に4M3Hを生成することで生乾き臭が発生するとされています。
ニオイの原因が菌そのものではなく「代謝物」である点が、何度洗っても臭いが繰り返す理由のひとつといわれています。
まとめ
生乾き臭の正体は、モラクセラ・オスロエンシスが増殖する際に生成する代謝物「4M3H」とされています。
この物質は嗅覚閾値がわずか0.01ppmと低く、ごく微量でも強い悪臭として感じられます。
参考
・Wikipedia「4-メチル-3-ヘキセン酸」
・Wikipedia「モラクセラ属」

GLAM Entame Editorial
編集部
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