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イルカは脳の「半分ずつ」を交互に眠らせる!溺れずに泳ぎ続けられる『半球睡眠』という海の哺乳類が持つ驚異の仕組み

水族館のイルカが片目を閉じて泳いでいるとき、実は眠っています
水族館でイルカが片目を閉じたままゆっくり泳いでいる姿を見たことはありませんか。
市立しものせき水族館「海響館」の解説によると、あの状態のイルカは眠っている最中かもしれないといいます。
イルカは人間と同じ哺乳類(ほにゅうるい)で肺呼吸をしますが、意識的に呼吸する必要があります。
眠りながらも泳ぎ続けなければならないため、「半球睡眠(はんきゅうすいみん)」という特殊な眠り方が進化したとされます。
右目・左目で交互に脳を休ませる仕組み
海響館の解説によると、イルカは右目を閉じているとき左脳を、左目を閉じているとき右脳を休ませています。
脳の左右を交互に休ませることで、泳ぎながら眠ることができるのです。
片方の脳が眠っている間も、もう片方の脳は覚醒しているため、周囲への警戒を続けながら呼吸のタイミングも管理できます。
溺れずに眠り続けられるのはこの仕組みのおかげです。
半球睡眠の理由はまだはっきりしていない
海響館によると、鯨(くじら)類が半球睡眠をとっている理由についてははっきりしておらず、睡眠中も呼吸ができるという点で役立っているとされます。
水族館では水面にぷかぷか浮かびながらじっとしていたり、プールの底に沈んでいたり、目を閉じながらゆっくり泳いだりする様子が観察できます。
開館直後や閉館間際に見られることが多いとされます。
渡り鳥にも見られる、環境に適応した眠り方
海響館の解説によると、半球睡眠は鯨類だけでなく、長距離を移動し続ける渡り鳥などでも見られる睡眠方法とされます。
生き物が環境に合わせて進化させてきた眠り方の知恵が、この特殊な睡眠に凝縮されているといえます。
まとめ
イルカは脳の左右を交互に休ませる「半球睡眠」で泳ぎながら眠ります。
意識的に呼吸しなければならない海の哺乳類が、溺れずに眠り続けるために進化させた仕組みです。
参考
・市立しものせき水族館「海響館」「イルカの睡眠」

GLAM Entame Editorial
編集部
エンタメやカルチャーを入り口に、今を生きる大人の感性や知的好奇心を刺激する編集部チームです。話題のニュースやトレンド、SNSで広がるカルチャーから、思わず考えたくなる大人の常識クイズまで。楽しみながら学び、視野を広げられるコンテンツを通して、日常にちょっとした発見や会話のきっかけを届けています。ただ消費するだけのエンタメではなく、知ること・考えること・共有することを大切に。大人だからこそ楽しめるポップカルチャーを、発信しています。
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