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【笑える失敗談】お弁当の中身を“パパ”と“子ども”で逆にしたら地獄だった話
INDEX
あの日の朝もバタバタだった。
5歳の息子は「今日のお弁当、からあげ絶対入れてね!」と叫び、夫は「今日は午後イチで外勤あるから早めに出るわ〜」とスーツ姿でリビングをウロウロ。
私はその隙を縫って、2つのお弁当を詰めていた。
・息子用:からあげ・ブロッコリー・たまご焼き・ゼリー
・夫用:ごはん山盛り・焼き魚・きんぴら・漬物・味噌汁パウチ
いつもの“定番ラインナップ”で完璧!
…だと思っていた。あの瞬間までは。
気づかぬまま、それぞれの手に渡った“逆お弁当”
忙しさの中、私はお弁当をそれぞれのバッグに入れたつもりだった。
そう、“つもり”だったのだ。
夫は時間ギリギリに家を飛び出し、息子も私に手を引かれて登園。
何事もなく1日が始まった…かと思いきや、昼前に夫からLINEが届いた。
「ゼリーって…なに?」
夫「ゼリーって…いる?」
私「???」
夫「あと、からあげ3個とブロッコリーとチーズ入ってたんだけど」
私「…………」
スマホを握ったまま、私の顔面は青ざめた。
やってしまった。
息子と夫のお弁当、中身を完全に逆にしていた。
地獄のランチタイム in 会社と幼稚園
その頃、息子はというと──
保育園の先生によると、お弁当を開けた瞬間、完全にフリーズしていたらしい。
「え…これ、からあげじゃない」
「おさかな…いらない…」
「これ、パパのでしょ!?間違ってるでしょ!?」
保育士さんの証言によると、泣きはしなかったけど明らかに不満MAX顔だったとか。
一方そのころ夫は、会議室の隅で「俺の昼メシがゼリー…」と静かにショックを受けていた。
その日の夜、我が家は全員ツッコミ大会に
帰宅後、息子は第一声でこう言った。
「パパの魚が入ってた。おいしくなかった(怒)」
そして夫は苦笑いしながら、
「こっちも“ドラえもんゼリー”出てきて泣きそうだったわ」
家族3人、完全にお弁当すれ違いコント。
でも、笑い話になってよかった。
夫は「来週、俺もドラえもん弁当でいいよ」と冗談を言い、息子は「じゃあパパの漬物はぼくにちょうだい」となぜかノリノリ。
ママたちへ──朝の“弁当ルーティン”油断禁物です
忙しい朝って、1分1秒が勝負。でもその中に落とし穴があるんです。
ラベルを貼る? 別の袋に入れる? 小さい対策が大事故を防ぐ。
あなたも、“パパの弁当がゼリー入り”にならないように気をつけてくださいね。
笑えるけど、当事者はけっこう地獄ですから…!
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