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「乾燥するからエアコン使うな!」とキレる夫。こんなに暑いのに?理由は育てている植物だった【短編小説】

「乾燥するからエアコン使うな!」とキレる夫。こんなに暑いのに?理由は育てている植物だった【短編小説】
本記事はフィクションです。物語の登場人物、団体、名称、および事件はすべて架空のものであり、実在のものとは一切関係ありません。
異常なリビングと、家族より趣味を優先する夫
連日、うだるような猛暑が続いています。
それなのに、我が家のリビングは地獄のような有様。
天井や壁からは得体の知れない植物が大量にぶら下がり、育成用の強力なLEDライトのせいで部屋中が毒々しい紫やピンク色に発光しているのです。
「ちょっと、暑すぎるんだけど。エアコンつけていい?」
耐えかねてリモコンに手を伸ばした瞬間、夫が血相を変えて飛んできました。
「やめろ!俺の可愛い植物たちが乾燥して枯れちゃうだろ!は少し我慢しろ!」
……信じられません。
夫は最近、珍しい植物の収集にハマり、何万円もする鉢植えを次々と買い込んでいます。
百歩譲って趣味は自由だとしても、家族に熱中症のリスクを負わせてまで強要することでしょうか。
「こんなサウナみたいな部屋で生活できるわけないじゃない!」
私が抗議しても、夫は「霧吹きで水でも被ってろ」と聞く耳を持ちません。
怪しく光るリビングの中、汗だくで植物に話しかける夫の背中を見て、私の我慢は限界に達しつつありました。
義両親の鉄槌と、取り戻した快適な日常
数日後のこと。あまりの暑さに私がめまいを起こし、ソファーにへたり込んでしまいました。
それを見た夫は心配するどころか、「ほら見ろ、運動不足だからそうなるんだ」と吐き捨てる始末。
ついに私の中で、何かがプツンと切れる音が。
私は無言でスマホを取り出し、リビングの異様な光景と、汗だくで倒れ込む私の姿を動画で撮影。
そのまま義両親のグループLINEへと送信してやりました。
『助けてください。夫が植物のためにエアコンを禁止し、私は倒れそうです』
効果はてきめん。
わずか一時間後、義両親が血相を変えて我が家に突撃してきました。
「あんた、バカじゃないの!!」
ドアを開けるなり、怪しいピンク色の光とムワッとした熱気に包まれた部屋を見て、義母の雷が落ちます。
義父も「家族の健康より草が大事か!」と大激怒。
慌てふためく夫からリモコンを取り上げ、義父が力強くエアコンのスイッチを入れました。
吹き出してくる冷風の、なんと心地よいことか。
結局、夫のコレクションはすべて義実家の空き部屋へと強制送還されることに。
さらに、毎月の小遣いも半額に減らされるという重い罰が下りました。
現在、我が家のリビングはすっかり元通り。
涼しい部屋で快適に過ごす私の横で、夫はちまりと小さくなって反省しています。
家族の健康を脅かす趣味など、言語道断ですよね。
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
※本コンテンツのテキストの一部は、生成AIを利用して制作しています。

GLAM Lifestyle Editorial
編集部
日々の暮らしや選択を通して生まれる気持ちの変化に目を向け、人生を自分らしく整えていくヒントを届ける編集部チームです。仕事や人間関係、暮らしの質、価値観の揺らぎ。さまざまなテーマを横断しながら、今の自分にとって心地よい選択とは何かを考え、無理のない距離感で情報を発信しています。ときには短編小説の力も借りながら、日常にそっと寄り添い、気持ちを軽くするようなライフスタイルコンテンツをお届けします。
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