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「実物は意外と普通なんだね」マッチングアプリでマッチした、意識高い系男子の失礼な一言。ランチの会計で放ったありえない理論とは?

「実物は意外と普通なんだね」マッチングアプリでマッチした、意識高い系男子の失礼な一言。ランチの会計で放ったありえない理論とは?
「選ばれし男」を演じる彼の正体
マッチングアプリでマッチしたのは、絵に描いたような「意識高い系」の男。
プロフィールには「年収1,000万超・休日はサウナと投資」とキラキラしたワードが並び、メッセージでもその片鱗を隠そうとしません。
「今動かしてる案件、億単位なんだよね。君の想像がつかない世界かもしれないけど」
「はあ、そうなんですね(すごいアピールが激しいな……)」
正直、会話の端々に漂う「選民意識」に嫌な予感はしていましたが、社会勉強のつもりで一度会ってみることに。
しかし、当日現れた彼は、挨拶もそこそこに失礼な洗礼を浴びせてきました。
「実物は意外と普通なんだね。まあ、俺の隣を歩くならもう少し華やかさが欲しかったけど、今日は特別にエスコートしてあげるよ」
(……帰っていいですか?)
心の中の終了ホイッスルを無視して、予約されていた都内のビストロへ向かいました。
絶え間ない「格付け」と「自慢」のオンパレード
食事が始まっても、彼の「俺様ワールド」はノンストップ。
「この店のワイン、悪くないけど俺の行きつけに比べれば三流かな。前の彼女はミスコン出身だったから、こういう店には連れてこれなかったよ。目が肥えてる子と付き合うのは、男としてコストがかかって疲れるんだよね。君みたいな『低コスト』そうな子の方が、今は癒やされるかも」
(低コストって、私は家電か何か?)
彼は私のサラダを勝手に評価し、自分の仕事がいかに社会的インパクトがあるかを延々と語り続けました。
私はただ、無表情でパスタを口に運ぶマシーンと化すしかありません。
会計時に露呈した、あまりに惨めな「本性」
苦行のような時間が終わり、伝票が置かれました。
彼はチラリと金額を見ると、スマホをいじったまま微動だにしません。
「あの、そろそろ行きましょうか。お会計、どうしましょう?」
私がごく自然に尋ねると、彼はあくび混じりに信じられない「理論」を展開し始めたのです。
「ああ、俺は払わないよ。正直、この店のクオリティでこの値段は『投資価値なし』。それに、今日は俺の貴重な時間を君の『人生相談』に充ててあげたわけだし、コンサル料だと思えば君が全額払うのが妥当でしょ?」
(……は? コンサル? ずっと自慢話してただけだよね?)
あまりの厚顔無恥っぷりに、怒りを通り越して笑いが込み上げてきました。私はバッグから自分の分だけの現金を出し、静かに立ち上がりました。
完璧な「出口戦略」でサヨナラ
「なるほど、投資価値ですか。確かにそうですね。私も、あなたとの時間にこれ以上1円も投資する価値を感じないので、自分の分だけお支払いしますね」
驚いて固まる彼を無視して、レジで自分のランチ代だけをスマートに決済。
焦って「おい、ちょっと待てよ!」と追いかけようとする彼を振り返り、トドメの一言をプレゼントしました。
「あ、それと。自称・高スペックなら、お店に迷惑をかけずに『自分の負債』くらい自分で片付けてくださいね。お疲れ様でした!」
呆然とする彼を店内に置き去りにして、私はそのまま駅へ直行。
即座に連絡先を消去し、アプリもブロック。
最高に不快な休日になるはずが、最後にあんなにスッキリした気分になれるなんて。
「自分の価値」は、自分で決めるもの。
あんな男に振り回されず、きっぱりNOと言えた自分に、ちょっとだけ自信が持てた一日でした。
※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

GLAM Lifestyle Editorial
編集部
日々の暮らしや選択を通して生まれる気持ちの変化に目を向け、人生を自分らしく整えていくヒントを届ける編集部チームです。仕事や人間関係、暮らしの質、価値観の揺らぎ。さまざまなテーマを横断しながら、今の自分にとって心地よい選択とは何かを考え、無理のない距離感で情報を発信しています。ときには短編小説の力も借りながら、日常にそっと寄り添い、気持ちを軽くするようなライフスタイルコンテンツをお届けします。
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