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グアムの入国情報を徹底解説!必要なものや入国までの流れ、注意点など解説
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© グアム政府観光局
日本から3時間半で行ける、アメリカンリゾートのグアム。グアムに入国するにあたって、準備や手続き、審査は厳しいのか?など気になる点もあるでしょう。
この記事では、グアムに何回も渡航している筆者が、グアム入国に必要なものや入国までの流れ、実態、注意点などを徹底解説します。筆者は、一般的なリゾート旅行の入国よりも難易度の高い米国ビザで何度も入国しており、グアムの入国事情も詳しく理解しています。
グアムへの旅行を考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
※2025年12月29日時点の情報です。閲覧時点で必要書類等が変更されている可能性があるほか、上記以外にも諸条件がありますので、必ずグアム政府観光局のページもチェックしてください。
グアムに入国するために必要なもの
グアムの入国に必要な情報を、以下の表にまとめました。
| 入国に必要なもの | 詳細 | |
|---|---|---|
| パスポート | 入国時45日以上の残存期間が望ましい | |
| ビザ・電子渡航認証 ※右の1~3のうち、いずれか1つ必須 |
1.グアムー北マリアナ諸島連邦ビザ免除プログラム「Guam-CNMI ETA」 | ・最長 45日間まで滞在可 ・2年間またはパスポート有効期限のいずれか早いほうまで有効(期限内は複数回渡航可) ・申請費無料(申請はこちらから) ・航空機搭乗の7日前までの申請推奨 |
| 2.電子渡航認証システム「ESTA」 | ・最長90日間まで滞在可 ・2年間またはパスポート有効期限のいずれか早いほうまで有効(期限内は複数回渡航可) ・申請費1人40ドル(申請はこちらから) ・渡米日の72時間前までの申請推奨 ・有効期限内にハワイやアメリカ本土にも行く方は、ESTAでもよい |
|
| 3.米国ビザ | 観光、短期商用、通過目的以外で渡航する場合、米国ビザ必須 | |
| 税関申告書(EDF) | ・電子版のみ、紙はなし ・72時間前から申請可能 ・EDFの申請はこちらから |
|
※2025年12月19日時点の情報です。閲覧時点で必要書類等が変更されている可能性があるほか、上記以外にも諸条件がありますので、必ずグアム政府観光局のページもチェックしてください。
※上記のほかにも、18歳未満の方が単独または片方の親同伴で渡航する場合には「渡航同意書」など、渡航者によっては追加で準備が必要になるケースがあります。
次から、各必要なものについて詳しく解説します。
パスポート

グアムへ入国するには、パスポートが必要です。乳児を含め、年齢に限らず渡航者全員にパスポートが必要になります。
パスポートの残存有効期間については、グアム政府観光局は「入国時45日以上の残存期間が望ましい」と推奨しています。
残存有効期間が滞在予定期間分があれば入国することが可能ですが、有効期間が帰国日ギリギリの場合、グアムの入国審査官から旅行の予定表などを求められる可能性があります。
そのため、パスポートの有効期間が入国時に45日を下回る場合は、更新しておくことをおすすめします。
なお、パスポートの新規発行や更新については、申請から交付までは2週間程度を要します。パスポートがなければ、後述する電子渡航認証を取得できないため、旅行のスケジュールが決まった時点で、必要に応じてパスポートの発行や更新などを済ませておきましょう。
どれだけ遅くとも、旅行日の1か月前までにはパスポートの申請を準備しておきます。
「Guam-CNMI ETA」または「ESTA」の取得
短期の観光・商用目的の渡航では、ビザ免除プログラムが適用されます(一般的なリゾート旅行はビザ免除プログラムの対象です)。
ビザ免除プログラムが適用れる場合、米国ビザを取得する必要はありませんが、電子渡航認証を申請・取得する必要があります。
反対に、観光や短期商用目的以外や、諸事情によりビザ免除プログラムが適用されない方は、電子渡航認証を利用せず(できず)、代わりに後述する米国ビザでグアムに入国します。
グアムの電子渡航認証においては「Guam-CNMI ETA」または「ESTA」の取得が必要です。
Guam-CNMI ETAは、インターネット上から手続きが可能です。飛行機搭乗の7日前までの申請が推奨されており、申請費は無料です。
Guam-CNMI ETAの場合、最長45日間まで滞在できます。また、取得したGuam-CNMI ETAについては、承認から2年間またはパスポートの有効期間の、いずれか早いほうまで有効です。有効期間内であれば、複数回申請することなく、何回でも渡航できます。
Guam-CNMI ETA以外にも、ESTAでも入国が可能です。渡米日の72時間(3日)前までの申請が推奨されており、申請には1人40ドル(1ドル=150円で6,000円)がかかります。
ESTAの場合、最長90日間まで滞在できます。また、取得したESTAについては、承認から2年間またはパスポートの有効期間の、いずれか早いほうまで有効です。有効期間内であれば、複数回申請することなく、何回でも渡航できます。
ESTAの場合、グアム以外にも、ハワイやアメリカ本土にも入国が可能です。Guam-CNMI ETAとESTAのどちらを取得するかについては、残りスケジュールを基準にして判断できます。
【Guam-CNMI ETAとESTAのどっちを取得すればいい?】
- ・グアム到着日まで7日未満→ESTA(有料)
- ・飛行機搭乗まで7日以上ある→Guam-CNMI ETA(無料)
※期限内のGuam-CNMI ETAやESTA、米国ビザをすでに取得していれば、改めて取得する必要はない
ただし、たとえば期間を空けずグアム→ニューヨークと渡航する方は、どちらでも利用できるESTAを取得してもよいでしょう(ニューヨーク渡航時にESTAを取得する手間を省けるため)。ケースバイケースなので、各々の判断で、どちらを取得すべきか決めましょう。
なお、現在は紙での入国が廃止されています。飛行機のチェックイン時に「Guam-CNMI ETA」または「ESTA」を取得していない場合、飛行機に搭乗できないため、必ず忘れないように申請しておきましょう。
【Guam-CNMI ETAの申請方法】

Guam-CNMI ETAの申請手順は、次の通りです。
- 1. 公式サイトにアクセスして新規アプリケーションを作成
- 2. 免責事項とセキュリティ通知に同意する
- 3. 中華人民共和国の国籍に関する質問に答える
- 4. パスポート写真をアップロードする
- 5. 申請者の自撮り写真をアップロードする
- 6. 申請者情報と連絡先を入力する
- 7. メールアドレスを入力して確認コードを受け取る
- 8. 渡航情報を入力する
- 9. 両親の情報と雇用情報を入力する
- 10. 渡航資格に関する質問に答える
- 11. 権利放棄に同意する
- 12. 入力情報を再確認する
- 13. 申請を提出する
詳しい手順についてはグアム政府観光局がYouTube動画で解説しているので、こちらも参考にしてみてください。
【ESTAの申請方法】

ESTAの申請手順は、次の通りです。
- 1. 必要情報を準備する
- 2. 公式サイトにアクセスして申請を始める
- 3. 免責事項に同意する
- 4. 申請フォームに入力する
- 5. 適格性の質問に回答する
- 6. 申請費用を支払う
- 7. メール確認で完了
詳しい手順についてはアメリカ大使館・領事館 がYouTube動画で解説しているので、こちらも参考にしてみてください。
(ビザ免除プログラム対象外の方)米国ビザ
一般的な観光目的でのリゾート旅行の場合、ビザ免除プログラムが適用されるためGuam-CNMI ETAやESTAで入国でき、米国ビザは必要ありません。
一方で先述の通り、観光や短期商用目的以外で渡航する方や、諸事情によりビザ免除プログラムが適用されない方は、米国ビザでグアムに入国します。この場合、「Guam-CNMI ETA」や「ESTA」は取得する必要がありません(またはできません)。
米国ビザとは、下記のようなものを指します(一例)。
- ・Bビザ:短期の観光・出張・商用(ビザ免除プログラムを使えない方など)
- ・Iビザ:報道関係者
- ・Fビザ:学生※留学など
- ・Mビザ:職業訓練生(専門学校)※留学など
たとえば、ライターとして活動する筆者は、Iビザを使って入国しています。
米国ビザを取得するには、米国大使館や米国領事館で面接を受ける必要があります。米国ビザの発行まで時間がかかるので、余裕をもって手続きを進めましょう。
電子税関申告書(EDF)

グアムへ渡航する渡航者全員に、「電子税関申告書(EDF)」が必要になります。グアム到着の72時間(3日)前からインターネット上で申請可能で、費用はかかりません。
なお、紙での申請はできないため、渡航前までに手続きを済ませる必要があります。
渡航前に申請が完了しなかった場合、救済措置として、グアム国際空港で専用のWi-Fiに接続することで、その場で申告手続きを行うことが可能です。ただし、筆者の経験上グアム国際空港のWi-Fiは非常につながりにくいため、国内で手続きを済ませておくのが基本です。
電子税関申告書の申請が完了すると、QRコードが交付されます。そのQRコードをグアム国際空港の税関申告で提示することで、申告手続きが可能です。
【電子税関申告書(EDF)の申告方法】
1.グアム税関検疫局の申請サイトにアクセスする
2.右上の「SELECT LANGUAGE」をタップする

3.「JAPANESE(日本語)」をタップする

4.「申請書に回答する準備ができました」をタップする

5.案内に従い、必要な項目を記入する

6.申請完了後、登録したメールアドレスに送付されるQRコードを控えておく

電子税関申告書は飛行機のチェックインカウンターでも案内がありますが、空港で申請するとバタバタするので、グアム渡航前日までに余裕をもって準備しておきましょう。
航空券

グアムを含めたアメリカは、正当な手続きがないまま、現地に入国してそのまま働いたり、移住したりすることを防止しています。
そのため、往復または次の目的地までの航空券・乗船券をもっておく必要があります。
グアムの航空券代などについては、以下の旅行費用に関する記事で詳しく解説しているので、あわせて参考にしてみてください。
参考:【2025年最新】グアム旅行費用はどれくらい?2人・家族で行く場合の旅費も解説!
グアム到着~入国までの流れ

グアムに到着してから入国までの流れを、経験談に基づいて紹介します。
1.グアム到着・入国審査
グアム国際空港に到着し、飛行機を降りで進んだあと、最初にあるのは入国審査です。
旅行者用のレーンがあるので、そこに進みます。待ち列に並んでいると入国審査官から呼ばれるので、前に進んでパスポートを渡します。マスクを着用している場合は、顔を見せられるように外しておきましょう。
ここで、入国審査官から簡単な質問を受けるので、英語で回答しましょう。一般的に聞かれる質問内容は次の通りです。
| 質問内容 | 質問・回答例 |
|---|---|
| 渡航の目的(必須) | 質問例)What is the purpose of your visit? / Why are you here?(訪問の目的は?) 回答例) ・Sightseeing. / For pleasure.(観光です) ・For business. / Business trip.(仕事です) |
| 滞在期間(必須) | 質問例)How long will you stay? / How many days are you staying?(滞在期間は?) 回答例) ・For 4 days.(4日間です) ・One week.(1週間です) |
| 宿泊先のホテル(必須) | 質問例)Where will you stay? / Where are you staying?(滞在先は?) 回答例) ・At the Crowne Plaza Resort Guam(クラウンプラザリゾートグアムです) |
| 職業(たまに) | 質問例)What do you do? / What’s your occupation?(職業は?) 回答例) ・I’m an office worker. (会社員です) ・I’m self-employed. (自営業です) |
上記必須と記載のある「渡航の目的」「滞在期間」「宿泊先のホテル」はほぼ必ず聞かれるので、事前に準備しておきましょう。
英語ができないと不安かもしれませんが、入国審査官も簡単な英語で話してくれるため、そこまで心配する必要はありません(英語が苦手な日本人慣れしており、カタコトの日本語で話してくれることも)。
また、上記のように聞かれる質問は基本的なものばかりなので、当日英語でスムーズに答えられるように、事前に準備や練習しておくのがおすすめですよ。
簡単な質問を終えたあと、渡航者によっては、顔写真の撮影と指紋採取があります。指紋採取では、両手10本の指をすべてスキャンします。
2.預け入れ荷物の受け取り

入国審査を終えたあとは、エスカレーターを降ります(降りたあと、まれに麻薬探知犬がいることがあります)。ターンテーブルで、預けた荷物を受け取りましょう。
もし、ターンテーブルでで自分の荷物が出てこなかった場合、別の便などに荷物が間違えられることなどによる、ロストバゲージが発生している可能性があります。
筆者も、過去1度だけ経験がありますが、その場合は税関申告まで進まず、近くの係員に自分の荷物が出てこないことを確認しましょう。
3.税関申告
荷物を預けたあとは税関申告です。ここではパスポートと、事前にグアムデジタル税関申告書で発行したQRコードを提示します。

税関申告では、係員から「滞在目的」と「お酒の持ち込みがあるか」という簡単な質問がありました(質問がない時もあります)。質問があった場合は、英語で回答しましょう。
税関申告を通過すれば、晴れてグアム入国は完了です。
グアムの入国審査は厳しい?

グアムの入国審査は、そこまで厳しいものではありません。
アメリカでは、本土やハワイで、近年入国審査の厳格化が進んでいます。そのため、グアムでも「入国審査は厳しい?」と不安になるかもしれませんが、準州のためか、アメリカ本土やハワイに比べても厳しくない印象です。
実際、筆者も周りで入国拒否になった方を聞いたことはありませんし、厳しいという声も聞きません(一度、別室送りになった他国の家族を見た程度です)。
ただし、ウソをついたり、必要な準備をしないまま入国しようとすれば、当然別室送りや入国拒否になる可能性もあります。
入国審査官もプロです。厳しくないからと言ってまったく準備しないのではなく、この記事を参考にしながら、しっかり準備してグアムに旅行するようにしましょう。
参考:なぜグアムはアメリカ領なの?歴史や文化、法律について紹介!
グアム入国の際の注意点

グアム入国の際に、特に注意したい点を4つ紹介します。
入国審査で嘘をつかない
グアムへの入国で最も危ない行為が、ESTA申請や入国審査での虚偽申告です。犯罪歴、渡航目的、滞在先など、どんな小さな情報でも間違えると「意図的な虚偽」とみなされ、入国拒否になる可能性があります。
一度入国拒否されると、その記録は米国税関・国境警備局(CBP)に10年以上残ります。その後、アメリカ本土やハワイ渡航時の審査にも影響し、将来的にB1/B2ビザでの再申請を試みても、虚偽申告の前科があるため審査が非常に厳しくなります。
入国審査官の質問には、わかりやすくシンプルに、正直に答えることを心掛けましょう。
英語が不安でも、簡単な単語で答えるか、書面(ホテルの予約確認書など)を見せれば十分です。無理に複雑な説明をして誤解を招くより、誠実で正確な回答を心がけましょう。
ESTA申請では詐欺サイトに注意
実は、Googleなどで検索して出てくるESTA申請サイトのすべてが、正規のサイトではありません。
詐欺サイトは、Google検索で上位表示され、見た目も公式そのものですが、中には詐欺サイトを紛れ込んでいます。実際に申請してしまうと、本来の40ドルを超えて、法外な手数料を請求される可能性があります(筆者も騙された経験があります)。
正しいESTAの公式サイトはこちら(https://esta.cbp.dhs.gov/)のみです。申請する際は、必ずURLの末尾が「.gov」であることを確認しましょう。
.comや.netで終わるURLは詐欺サイトの可能性が高いため、アクセスしないでください。
電子税関申告書のQRコードは写真で保存する

電子税関申告書(EDF)をオンラインで申請すると、登録メールアドレスにQRコードが届きます。
このQRコードは、日本出発前にスマホに写真保存するなどして、オフラインでも見られるようにしょうにしましょう。
先述の通り、グアム国際空港のWi-Fiは接続が不安定で、つながりにくくなっています。入国審査が混雑している時間帯は、メールを開くだけで数分要する、または開けない恐れがあります。
書類で準備する
入国審査官からの質問が心配な方は、書類があるとより安心です。具体的には、ホテルの予約確認書や往復航空券の予約が確認できるもの、簡単な旅行スケジュールのメモなどもあると安心です。
特に、仕事などで入国する方は、しっかり書類で準備しておいたほうがよいでしょう。
商談相手からの招待状や名刺、会議や商談のスケジュール、会社からの出張命令書などを書類で準備しておくと安心です。入国審査の際に、最初から提示する必要はありませんが、求められた時に渡すとよいでしょう。
筆者も米国ビザのIビザ(報道関係者)で入国していますが、毎回現地でのスケジュールやその他資料などは英語で準備しており、その紙があると説明する際にも信頼度が増します。
なお、入国審査ではスマホは使えないため、書面で準備しておくようにしましょう。
まとめ:入国情報を知り、グアム旅行を楽しもう!
グアム入に入国するには、いくつか事前に準備しておくものがあります。また、スムーズに入国するためにも、事前にある程度流れを知っておくとよいでしょう。
ぜひ、入念に準備を済ませてスムーズに入国して、グアム旅行を思いっ切り楽しんでくださいね!

小川 遼
GLAMのトラベルライター。趣味は国内・海外旅行で、時には仕事をしながら旅行することも。国内・海外を問わず多くの旅先を訪れており、豊富な旅行経験をもつ。特にグアムには何度も渡航経験があり、現地のイベントやホテルなどを取材。グアムの魅力を細部まで知り尽くしている。現地での豊富な体験や取材を基に、旅行者に役立つグアムの魅力をお届けします。写真は、2024年にグアムのランニングイベント「ココロードレース2024」に参加した時のものです。
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