GLAM Editorial

グアムの村祭り「フィエスタ」に参加!身近に地元文化を楽しめる体験レポート

グアムにある19の村では、フィエスタという祝日に、それぞれの守護聖人を祝う村祭り「フィエスタ」が開催されます。フィエスタでは、古くから受け継がれてきたチャモロ文化を身近に体験できるのです。

 

2022年10月9日(日)にグアムの「ウマタック村」と「ジョーニャ村」の、2つの村のフィエスタに参加しており、実際のお祭りの様子をこの記事で紹介します。

 

フィエスタは、地元の人たちが楽しむお祭りでありながら、日本人観光客に対して非常に寛容です。メインの観光名所だけでは満足できない、ローカル旅行が好きな方は、ぜひフィエスタに参加してみてくださいね!

 

なお、フィエスタがどのようなお祭りなのかについては以下の記事で紹介しているので、あわせて参考にしてみてくださいね!

 

グアムの村祭り「フィエスタ」とは?

 

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フィエスタへ訪問~ウマタック村~

まずは、ウマタック村で開催されているフィエスタに向かいます。

 

ウマタック村のフィエスタ開催場所「Umatac Bay Park」は、グアム国際空港から南西方面に車で約40分の距離にあります。

 

ウマタック村のフィエスタ

▲ウマタック村のフィエスタ

 

通常、ウマタック村のフィエスタ開催場所には、旅行者向けの路線バス「赤いシャトルバス」では行けません。

 

そのため旅行者は、レンタカーを使うのがもっともおすすめの方法です。Umatac Bay Parkには無料の駐車場があるので、車で行くと便利です。

 

グアム国際空港や観光中心地のタモンからウマタック村までは、単調な道のりをただまっすぐ進むことが多く、日本の都会よりも運転しやすいですよ!

 

ただし時期によっては、赤いシャトルバスが運行する場合もあります(のちほど詳しく紹介します)。

 

ウマタックのフィエスタで調理している男性

▲フィエスタで調理している男性

 

ウマタック村のフィエスタ開催場所に到着すると、チャモロ料理や会場設営の準備が進められており、さっそくお祭りらしい賑やかな雰囲気を感じられます。

 

裏方では、フィエスタで提供されるチャモロ料理を調理している様子も見られました。

 

ウマタック村フィエスタ 開催前の様子

▲徐々に地元住民が集まってコミュニケーションを取る様子

 

フィエスタの準備中、徐々に住民が集まり始め、各々に楽しくコミュニケーションを取り始めます。

 

なおフィエスタには、地元の住民だけでなく、観光客の姿も見られました。フィエスタはチラシを見た人が自由に参加できるため、参加者に制限はなく、気軽に参加できるお祭りとなっています。

 

いよいよ、開会の挨拶が開始。みんなが一体となってお祭りを盛り上げており、中にいるだけでテンションが上がります!

 

ウマタックのフィエスタで料理を手に取る様子

▲チャモロ料理がビュッフェ形式で振る舞われる

 

挨拶が終わると、ビュッフェ形式に並べられたチャモロ料理を、みんなが取りに行き始めます。

 

レッドライスやチキンのバーベキュー、豚の丸焼きなどの料理が並べられており、見るだけでどれもおいしそうです!

 

20種類以上のチャモロ料理が豊富に揃っており、贅沢にもどれを選ぶか迷ってしまいました……(笑)

 

ウマタックのフィエスタのチャモロ料理

▲筆者が取った料理

 

実際に私も、チャモロ料理を頂きました。どれも味付けがしっかりしており、食べ応えがあります。どれも日本人の口に合う料理ばかりで、箸が進みました!

 

ウマタックのフィエスタの飲み物

 

飲み物は、クーラーボックスの中から自由に取れるようになっています。クーラーボックスの中にはジュースや水、ビールなどが揃っていました。

 

ウマタック村のフィエスタで食事を楽しむ様子

▲フィエスタで食事を取りながら楽しむ様子

 

食事を取りながらみんなが楽しく会話をしており、フィエスタが住民のコミュニケーションの場になっているのがわかりますね。

 

ウマタック村のフィエスタを盛り上げるミュージシャン

▲フィエスタを盛り上げるミュージシャン

 

ウマタック村のフィエスタでは、ミュージシャンが歌を歌っており、お祭りを盛り上げていました!

 

ちなみにウマタック村では、このような多くの住民が集まる場所以外にも、各々の家でごちそうを並べて楽しむ様子も見られます。

 

フィエスタ開催日には、村全体がお祭りムードで満たされており、皆が一体となって守護聖人を祝っているのです。

 

フィエスタへ訪問~ジョーニャ村~

前回のウマタック村に続いて訪問したのが、ジョーニャ村にある「Yona Mayor Office」近くの広場で開催されたフィエスタです。こちらはグアム国際空港から、車で約25分の距離にあります。

 

ジョーニャ村のフィエスタ

 

ウマタック村と同様、ジョーニャ村のフィエスタには、基本観光客向けの「赤いシャトルバス」で行ける路線ではありません(ただし詳しくは後述しますが、時期によってバスが出ている場合もあります)。

 

そのため、旅行者がジョーニャ村のフィエスタに行くには、レンタカーを借りるのがもっともおすすめの方法です。ジョーニャ村のフィエスタ開催場所にも無料の駐車場があるので、車で行くと便利ですよ。

 

グアムは単調な道のりが多いので、日本の道路の運転に慣れた方であれば問題ないでしょう。

 

ジョーニャ村フィエスタの地元民の様子

 

ジョーニャ村のフィエスタは、ウマタック村とはまた雰囲気が異なります。

 

ウマタック村ではいくつかの大きな丸いテーブルを囲むように住民が座っていましたが、ジョーニャ村では日本の運動会の客席のように、イスが外に並べられていました。

 

また、ジョーニャ村のフィエスタは、子どもが元気にはしゃいでいる様子も印象的でした!

 

ジョーニャ村のフィエスタで振る舞われたチャモロ料理

▲フィエスタで振る舞われたチャモロ料理

 

ウマタック村と同様、ジョーニャ村でもチャモロ料理がビュッフェ形式で提供されます。

 

種類も豊富で、さまざまなチャモロ料理を楽しめます。飲み物はクーラーボックスで提供されており、ジュースや水、ビールなどを好きなだけ飲めるようになっていますよ!

 

ジョーニャ村フィエスタのミュージシャン

▲フィエスタを盛り上げるミュージシャン

 

ウマタック村と同様、ジョーニャ村でもミュージシャンが歌を歌って、フィエスタを盛り上げています。中には歌に合わせて踊っている地元住民の方もいて、心からお祭りを楽しんでいる姿が見られました!

 

ジョーニャ村フィエスタのスタッフ

▲フィエスタの陽気なスタッフ

 

ジョーニャ村のフィエスタも、日本人に対して非常に寛容です。実際に私に対しても「日本人かい?ぜひ料理を食べていってね!」と積極的に話しかけてくれて、現地の方とともにお祭りの雰囲気を楽しめました!

 

【補足】フィエスタに向かう「赤いシャトルバス」について

 

グアムには、街中を走る観光路線バス「赤いシャトルバス」があります。赤いシャトルバスの路線はメインの観光名所を通るようにできており、基本的にフィエスタ開催場所には行きません。

 

ただし、たまにフィエスタの開催場所まで、赤いシャトルバスが運行していることがあります。

 

できればバスでフィエスタへ向かいたい方は、グアム政府観光局に運行状況を問い合わせるのがおすすめです!

 

問い合わせ先グアム政府観光局(GVB)
電話(1-671)646-1290 / 5220
メールinfocgj@ag.mofa.go.jp
住所

Suite 604, ITC Building 590 South Marine Corps Drive Tamuning, Guam 96913 U.S.A

(在ハガッニャ日本国総領事館)

 

地元行事でありながら日本人に寛容なのがフィエスタの魅力

グアムには、観光客を受け入れる寛容さがあります。

 

ローカル旅というのは、観光客向けの観光名所にはない、独特の雰囲気を感じられます。実際にフィエスタも、地元住民が楽しくやり取りしている様子を、間近で見られました!

 

「グアムのお祭りに、日本人の私が参加してもいいの……?」と心配する必要はまったくありません。フィエスタでは、驚くほど日本人に対してウェルカムです。

 

グアムが好きで、地元の文化にも触れたい方は、ぜひフィエスタにも訪れてみてくださいね。

 

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