寒くなったり暖かくなったりを繰り返しながら、少しずつ冬の気配が薄れていくこの季節。メイクの“衣替え”はお済みですか？私は常に使うコスメは無印のアクリルケースに入れて保管しているのですが、季節の変わり目になるとコスメの衣替えをします。秋冬はマット寄りのファンデーションやアースカラーのアイシャドウ、モーヴやベリー系のリップがメイン。春夏は薄付きのファンデーション、パステルカラーやラメ感の強いアイシャドウ、コーラルやオレンジのチークやリップなどをメインに配置換えをします。
中でも、顔全体の印象を大きく変えるのがベースメイク。アイメイクやリップメイクよりも、お肌の質感ってメイクのイメージに大きく関わると思うのです。今日は私が今年の春夏に使いたいなと思っているオススメのファンデーションをご紹介します。
LANCOME ブランエクスペール クッションコンパクト
先月20日に発売されたばかりの、LANCOMEの新作ファンデーション。韓国コスメでお馴染みのクッションファンデーションがLANCOMEから登場、ということでとても楽しみにしていたのですが、期待通りの商品！パフを乗せると、みずみずしいファンデーションがじゅわっとスポンジから染み出し、ふんわりと清潔感のあるやさしい香りが立ち上ります。パフをお肌にポンポンとあてると、ひんやりする感覚。揮発性オイルがお肌に触れることで、肌表面の温度を最大2.3℃も下げるという不思議なフォーミュラなのです。素肌が透けるような薄付きのファンデーションですが、適度な艶感が健康的に見せてくれます。リラックスしたいお休みの日にぴったりです。
CHANEL ヴィタルミエール アクア
素肌の上にヴェールがかかったかのように色ムラをナチュラルにカバーしながら、柔らかくてなめらかな肌質を演出してくれるファンデーション。特に先日発売された、ESPRIQUEの毛穴カバーパーフェクト下地CCと組み合わせると最高の仕上がりに！ヴィタルミエールアクア自体はとてもみずみずしい、薄付きのファンデーションなのですが、毛穴カバーパーフェクト下地CCで毛穴をしっかりカバーしておけば、さらに「ヴェール感」がアップ。程よい保湿感もあるので長時間つけていても乾燥しないし、「完璧な素肌感」が1日中続きます。メイクに無頓着な主人が「今日のメイクすごく良く出来てるけどどうしたの？」とコメントしてくるほど。どんなシチュエーションでも頼れる上に、パッケージがプラで軽いので、旅行に行くときは必ず連れて行くファンデーションです。
YSL タン アンクル ド ポー
海外では去年の夏に発売され、日本ではつい先日発売されたばかりのYSLのファンデーション。ポリマーなどの持続性物質を一切使わずに、軽さを追求したファンデーションは、本当につけているのを忘れてしまうほど軽い。指でくるくると円を描くようになじませると、瞬時にお肌に馴染んでセミマットな仕上がりに。このファンデーションがすごいのは、つけているときは物足りないほど薄付きなのに、仕上がりのお肌にはしっかり「きちんと感」があること。素肌を完全にカバーしてしまう仮面のようなファンデーションではなくて、素肌感があるのに陶器感のある仕上がりというか。時間が経ってもテカらないし、崩れないし、お肌への密着感が素晴らしいファンデーション。軽いつけ心地が好きだけど、セミマットな仕上がりが好みという方に。
L’Oreal ヌードマジック オードゥ タン
軽いつけ心地で、かつ素肌のような健康的な艶感があるファンデーションが好き、という方にオススメしたいのがL’Orealのヌードマジック オードゥ タン。オイルが配合されたファンデーションで、YSLのタン アンクル ド ポーよりもツヤっとした仕上がりなので、ドライスキンの方に。カバー力も軽めで、LANCOMEのブランエクスペール同様、お休みの日のファンデーションとしても最適。つけた瞬間は若干オイリーな質感なのに、馴染むとパウダーのようにさらっとした質感に変化するので、パウダーで仕上げなくてもOK。
ファンデーションを軽めのものに切り替えるだけで、一気に春気分が高まるのは私だけでしょうか。今日ご紹介したオススメのファンデーション、まだチェックしていない方はぜひ試してみてくださいね。
