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「介護施設は高いから却下」と反対する長男。だが、私の一言で態度が一変。実は【短編小説】

本記事はフィクションです。物語の登場人物、団体、名称、および事件はすべて架空のものであり、実在のものとは一切関係ありません。
息子が放った衝撃の言葉
「施設? ダメだ。介護施設は高いから却下。親父の金が減る! 母さんが家で見ればタダだろ」
久々に帰省した長男は、開口一番そう言って私の提案を一蹴しました。
夫が倒れて3年。最近は認知症も進み、老老介護に限界を感じた私が見つけた施設パンフレットを、息子は無造作に払いのけました。
「私ももう60過ぎで体がきついの。費用はお父さんの貯金で足りるし……」
「その金は将来俺が相続するはずの金だろ? 俺の家のローンもあるんだ。介護は母さんの義務だろ、甘えるなよ」
父を「金」としか見ない息子。悲しみと共に怒りが湧いた私は、夫が元気な頃に作成した「切り札」を切る覚悟を決めました。
「……そこまで言うなら、話があるわ」
私は引き出しから公正証書遺言の写しを取り出しました。
強欲な息子を黙らせた切り札
「ここにお父さんの意思が書いてあるの。『私の資産は全て最良の施設費用に充てること』『もし家族が反対し在宅介護を強要した場合、全財産は慈善団体へ寄付する』」
息子の動きが止まりました。
「ぜ、全額寄付……?」
「ええ。遺言執行者は弁護士さんよ。つまりあなたが施設を拒否し続けるなら、お父さんの3000万円は1円もあなたに渡らないってこと」
リビングに沈黙が流れました。
家に縛り付けても遺産はゼロ。しかし施設に入れれば、余った分は相続できる可能性がある。
計算高い息子の態度は、一瞬で変わりました。
「いやあ母さん! 親父にはいい環境が必要だよな! この月30万のところなんてどうかな?」
さっきまで怒鳴っていた息子が、今は必死に高級施設を勧めている。その滑稽な姿に、私は心の中で夫に感謝しました。お父さん、あなたの言葉が私を救ってくれたのね。
「そうね、一番いいところにしましょう」
私は微笑んで頷きました。これでようやく、私も夫も穏やかな老後を取り戻せるのです。
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※本コンテンツのテキストの一部は、生成AIを利用して制作しています。
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