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グアムの天候はどう?乾季・雨季の違いや台風、温度・湿度など解説!

グアムのイパオビーチ

 

グアム旅行を考えている方にとって、気になるのが現地の天候です。「グアムはどれくらい暑いんだろう?」「雨が降って旅行が台無しにならないかな…」「時期によって服装はどうしたらいいんだろう?」と、天候に関してわからないことや懸念点がある方も多いはず。

 

そこで今回、何度もグアムに渡航したことがある筆者が、シーズンごとの天候や台風が発生しやすい時期、気温、湿度など、天候に関するあらゆる情報をご紹介します。

 

グアムの天候が気になる方にとって必見の内容なので、グアム旅行を考えている方は、ぜひ参考にしてみてください!

 

グアム旅行者必見
旅行会社のおすすめの選び方

 

 

グアムには「乾季」と「雨季」の2つの季節がある

グアムのホテルロード

 

グアムには「乾季(11~5月)」と「雨季(6~10月)」の2つの季節があり、それぞれ天候が異なります。次から、それぞれの天候を解説します。

【ベストシーズン】乾季(11~5月)の天候

乾季にあたる11~5月の平均気温は24~26℃。乾季は雨が少なく、日中はとても暑いのが特徴(乾季といってもスコールが降ることもあります)。

 

雨季に比べても湿度は低く、とても過ごしやすい天候です。そのため、グアムのベストシーズンは11~5月の乾季となります。

 

日中は非常に暑く、こまめな水分補給が欠かせません。

 

参考:グアムのベストシーズンはいつ?乾季・雨季やシーズンごとのイベントを紹介!

雨季(6~10月)の天候

雨季にあたる6~10月の平均気温は25~26℃で、乾季と気温はほとんど変わりません。乾季と変わらず、日中は非常に暑い天候が続きます。

 

雨季には、1日に2~3回、南国特有のスコールが降ることがあります。ただし、日本の梅雨のように、1日中雨が降ることはありません。

スコールは長時間降り続けないので雨季でもグアムを楽しめる

よく雨季と聞くと「雨が降ったらビーチで楽しめないのでは?」「雨で景色が悪くなるのでは?」と心配される方がいます。

 

グアムで降るスコールは1回15分程度で、その後はカラッと晴れるのが特徴です。そのため、雨季でもグアム旅行を楽しむことは十分可能です。写真撮影の時にタイミング悪くスコールが降ってしまうと残念なくらいでしょうか…。

 

遊泳禁止にならない限り(めったにありませんが)、スコールが降っていても、そのままビーチやプールで遊泳を楽しめます。グアム観光にしろ短時間の雨なので、少しやり過ごせば大丈夫です。

ローカルの人はスコールが降っても傘を差さない

スコールは短時間に一気に降る程度で、長時間降り続けることがほとんどありません。そのため、ローカルの方は雨が降っても、傘を差しません。

 

「いつ降ってくるかわからないし、短時間で雨がやむので、傘を差しても仕方ない」というのが、ローカルの考えのようです。

 

筆者も個人的に傘は必要ない(現地で差したことがありません)と思いますが、小さなお子様がいて心配であったり、カメラなどの電子機器を持ち歩いたりする方は、レインコートや折り畳み傘などを持参しておくと安心です。

台風は7~10月に到来することが多い

一般的に、グアムの台風シーズンは7~10月です。特に、9~10月は台風が到来しやすい時期です。

 

しかし、2023年5月24日(水)~25日(木)にかけて、グアムに台風マーワーが襲いました。この台風の勢力は非常に大きく、島内に停電や断水、建物倒壊など甚大な被害をもたらしました。

 

約21年ぶりの勢力の大きさであり、現地でも「こんな大きな台風に見舞われたのは、人生で初めてだ」と語る方もいるほどでした。

 

とはいえ、日本と比べても台風の発生頻度が低いのがグアムです。旅行中に台風が当たらないことを祈りましょう。

 

参考:グアムの台風の時期はいつ?発生頻度や万が一直撃した時の対処法も紹介!

グアムの平均気温は27.5℃

グアムの平均気温は27.5℃です。Weather Sparkによると、年間を通じたグアムの最高気温は31℃、最低気温は24℃です。日中でも31℃を上回ったり、夜間に24℃を下回ったりすることがめったにありません。

 

海洋性亜熱帯気候で、1年を通じて温暖です。Weather Sparkのデータを基に作成した、1年間のグアムの気温は次の通りです。

 

グアムの年間の気温最高最低平均

 

  最高気温 最低気温 平均気温
1月 30℃ 25℃ 27℃
2月 30℃ 24℃ 27℃
3月 30℃ 25℃ 27℃
4月 31℃ 26℃ 28℃
5月 31℃ 26℃ 28℃
6月 31℃ 26℃ 28℃
7月 31℃ 26℃ 28℃
8月 30℃ 25℃ 28℃
9月 30℃ 25℃ 28℃
10月 31℃ 26℃ 28℃
11月 31℃ 26℃ 28℃
12月 30℃ 25℃ 27℃

 

上の画像や表を見てもわかるように、乾季・雨季にかかわらず、年間を通じて24~31℃程度の高い気温で推移しています。

グアムの降水量は雨季に多い

Weather Sparkのデータを基に作成した、1年間のグアムの降水量は次の通りです。わかりやすいように、東京との降水量と比較しています(気象庁のデータを参照)。

 

グアムの月間降雨量月合計

※東京の降水量は、気象庁のデータ(2023年)を参照

 

  グアム 東京
1月 43.8mm 15.5mm
2月 29.9mm 40.5mm
3月 16.9mm 145.0mm
4月 21.0mm 90.0mm
5月 33.1mm 159.0mm
6月 60.9mm 347.0mm
7月 145.5mm 30.0mm
8月 233.6mm 132.5mm
9月 219.0mm 229.0mm
10月 163.8mm 147.0mm
11月 98.2mm 41.5mm
12月 57.2mm 19.5mm

 

上の画像や表を見るとわかるように、乾季と雨季では降水量に違いがあります。11~5月の乾季では、日本と比べても雨が降りません。一方、6~10月の雨季には集中して降水量が多くなり、東京より雨が降る月もあります。

 

スコールは一時的なものとは言え、新婚旅行やカップル旅行などの大切な旅行で、ベストな状態で楽しみたいという方もいるでしょう。なるべく雨が降らない時期にグアムへ旅行したい方は、乾季でも特に雨の少ない1~6月を狙うのがおすすめです!

グアムの平均湿度は約77%

グアムの平均湿度は約77%と、やや高めです(2023年の東京の平均相対湿度は68%)。Weather and Climateと日本の気象庁のデータを基に、東京と比較しながらグアムの年間の平均相対湿度を見てみましょう。

 

グアムの平均相対湿度

※東京の平均総体湿度は、気象庁のデータ(2023年)を参照

 

  グアムの平均相対湿度 東京の平均相対湿度
1月 77.84% 55%
2月 77.17% 54%
3月 77.88% 68%
4月 78.21% 62%
5月 77.64% 72%
6月 76.96% 80%
7月 76.58% 72%
8月 76.16% 78%
9月 76.28% 80%
10月 77.3% 67%
11月 78.17% 66%
12月 77.85% 59%

 

グアムで特に多湿になる時間帯は雨が降りやすい夜間で、相対湿度は80%を超えることもあります。一方、日差しがある日中は相対湿度が60%台まで下がることも多くなっています。

グアムの平均水温は27~29℃

グアムには、タモンビーチやガンビーチ、イパオビーチなど、魅力的なビーチが多くあります。Weather Sparkのデータを基に作成したグアムの平均水温は、次の通りです。

 

グアムの平均水温

 

  平均水温
1月 28℃
2月 27℃
3月 28℃
4月 28℃
5月 29℃
6月 29℃
7月 29℃
8月 29℃
9月 29℃
10月 29℃
11月 29℃
12月 28℃

 

1年間を通して、グアムの平均水温は27~29℃です。年中常夏の島なので、年間を通して水温は高くなっています。

 

一般的に、快適と感じる海水の温度は25℃以上なので、グアムではどの時期に旅行しても海水浴を楽しめます♪

 

参考:グアムといえば海!おすすめビーチ12選や時期など紹介♪

グアムの服装は1年中夏服でOK、冷房対策に長袖シャツがあるとGOOD

© グアム政府観光局

 

グアムは1年中常夏の島なので、いつでも日本の夏と同じような服装で大丈夫です!

 

基本的に、旅行する時期にかかわらず、半袖のTシャツに半ズボン、靴はサンダルでOKです。グアムでは日差しが強く、外を歩くだけで多くの汗をかくので、コットンやリネンなど、速乾性に優れた素材の服を選ぶのがおすすめ。

 

ただし、ショッピングモールなどに入ると冷房が強くきいていて体が冷えることがあるので、サッと羽織れる長袖のシャツを1枚もっておくと便利です。

 

また、グアムにはあまりドレスコードというものはないのですが、それでも高級レストランではショートパンツやビーチサンダルはNG。

 

念のために、長ズボンやサンダル以外の靴(革靴ほども必要ない)なども持参するようにしましょう。

 

参考:グアムにぴったりな服装は?実際に渡航した筆者がおすすめの服装を紹介!

強い日差しに備えるための必需品

グアムの紫外線量は日本の4~6倍あり、何も対策せずに長時間外にいるのは危険です。そこで次から、グアムに持参すべき必需品を紹介します。

日焼け止め

 

日差しが強いグアムでは、日焼け止めが必須です。現地でも日焼け止めを買えますが、使い慣れたものを日本から持ち込むほうが便利です。

 

個人の肌質にもよりますが、グアムではSPF50かそれ以上の日焼け止めを使うのがおすすめ。また、外出中に汗をかくことが多いので、ウォータープルーフの日焼け止めを選ぶようにしましょう。

 

現地でも数時間おきに日焼け止めを塗りなおすようにし、しっかりと紫外線対策をしましょう♪

サングラス

 

紫外線量が多いグアムでは、目を保護するためにサングラスも必須です。

 

グアムで長時間強い紫外線を浴びると、白内障や黄斑変性(おうはんへんせい)症という、視界が歪んだり、目が見えなくなったりする病気を引き起こす恐れがあります。

 

紫外線対策として、グアムではUVカット効果の高いサングラスを持参するのがおすすめです。

ラッシュガードやパーカー

 

ビーチやプールで過ごす方は、ラッシュガードやビーチ用のパーカーの持参もおすすめします。

 

ラッシュガードといえばサーフィンで着用するイメージが強いですが、日差しが強いグアムのビーチやプールで長時間過ごす方にも役立つアイテムです。

 

ラッシュガードやビーチ用パーカーにはUVカット効果を備えたアイテムもあるので、なるべく紫外線対策できるものを選びましょう!

まとめ:グアムは1年を通して過ごしやすい天候

グアムは平均気温が27.5℃で、最高気温は31℃、最低気温は24℃です。海洋性亜熱帯気候なので1年を通じて温暖で、いつ訪れても常夏のリゾートを楽しめます。

 

11~5月の乾季がベストシーズンなので、なるべくよいコンディションでグアムに旅行したい方はこの時期を狙いましょう!

 

服装に関しても時期によって変える必要はなく、とにかく夏服を選べばOK!ただし紫外線量が日本の4~6倍程度あるので、日焼け止めやサングラスなどの紫外線対策は必ず持参するようにしましょう。

 

グアム旅行者必見
旅行会社のおすすめの選び方

プロフィール写真(小川 遼)
執筆者

小川 遼

GLAMのトラベルライター。趣味は国内・海外旅行で、時には仕事をしながら旅行することも。国内・海外を問わず多くの旅先を訪れており、豊富な旅行経験をもつ。特にグアムには何度も渡航経験があり、現地のイベントやホテルなどを取材。グアムの魅力を細部まで知り尽くしている。現地での豊富な体験や取材を基に、旅行者に役立つグアムの魅力をお届けします。写真は、2024年にグアムのランニングイベント「ココロードレース2024」に参加した時のものです。

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https://www.glam.jp/authors/ryo_ogawa/

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